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対エジプト支援延期の原因か!
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拿捕した船舶から・ロケット弾を押収!
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エジプト外務省は10月2日夜、同国東部のスエズ運河を航行しようとしていた船舶から、北朝鮮製とみられるロケット弾を押収し廃棄したと発表した。
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時期には触れていないが2017年8月とみられる。ただロケット弾がエジプト企業を通じてエジプト軍に売却される予定だったとの一部報道は否定した。
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外務省によると、エジプト当局は、北朝鮮製のロケット弾を搭載しているとの情報を受け、船舶を拿捕し、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会専門家パネルの立ち会いのもとで廃棄したという。船舶はカンボジア船籍の可能性がある。
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発表に先立ち米紙ワシントン・ポストは、エジプト当局が船上で約3万発の北朝鮮製の携行式ロケット弾を押収したと報じていた。
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米紙ワシントン・ポスト電子版は10月1日、エジプト沖で昨年8月に拿捕された船舶から見つかった北朝鮮製携行式ロケット弾約3万発の買い手がエジプト国内の企業だったと報じた。国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会専門家パネルの調査内容を知る複数の外交筋の話としている。
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北朝鮮製の同種の武器押収量として過去最多とされ、最終目的地はどこだったのかに注目が集まっていた。米当局者によると、米政府がエジプトへの約2億9千万ドル(約327億円)の経済・軍事支援の削減や凍結を決めた背景の一つには、同国企業と北朝鮮との武器取引があったという。
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携行式ロケット弾が収められていた木箱にエジプト企業の名前が書かれていたという。北朝鮮による同兵器の密輸としては最多とみられる。ただ、北朝鮮がすでに2300万ドル(約26億円)と推定される売却代金を得たかは不明だ。
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国際社会は核・ミサイル開発による挑発を受けて北朝鮮への制裁を強化しているが、同紙は専門家の見方として、金正恩体制がエジプトやイラン、ミャンマー、キューバ、シリア、エリトリアのほか2つのテロ組織への安価な武器の密輸で利益を得ていると報じた。
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