柳の下に2匹目の小池ドジョウ:いるか・いないか!

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立憲民主党はどこまで得票できるか!
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枝野・立憲民主党が発足のようだ。衆議院選も、自民・民主対希望の保保対決かと思われていたが、民進党から左翼の系統赤松・枝野系が結束することになり、俗にいう保革対決が形として現れた事になる。
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左翼が共産党だけでは組合を束ねる連合も、どこへ投票誘導してよいものか思案投げ首だった。民進党の保守系は希望から、左翼は立憲民主から、中道は無所属でという事になった。
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残るは、希望の党の代表に収まっている小池百合子女史は、本当に衆院選に出ないのかという事である。自民党の小泉氏も菅官房長官も出てこい出て来いと煽りをかけている。
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人を口車に乗せるのは上手な小池知事も5日の都議会終了までは、口が裂けても衆議院に立候補しますとは言えないが、内心では出たいのが本音。良くても悪くても、希望の党から233人の議員を立候補させるという。本人にとっては成算があるから大量人数を送り出すのだろう。付け加えて、政権を狙うという言葉を出した以上、本人が先頭を切って走らなければ今まで「自分ファースト」でやってきたことが嘘になる。
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とぼけた顔をして、記者団の取材に応じた小池百合子・希望の党代表(東京都知事)は10月2日午後、記者団に対し、衆院選の党公認候補について「比例も含めて、233、過半数に届く候補者を擁立したい」と述べた。民進を手玉に取ってきた小池も、枝野の新党が有権者にどのような影響を与えるのか、今から分析だろう。
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立候補者は犠牲にしても、自分は安泰の知事の席で“ぬくぬくかと”言われる。人の心は計り知れないが、100人でも当選したなら希望の党は国会で第2党になる。そのとき、小池が党首でなく代表と言う中途半端な地位である時、各党との交渉も共同代表たちが行う事になり、物事が一呼吸、二呼吸遅れて指示を出すことになる。
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その時に当選していると思うが、小池の腰巾着・若狭勝が何の役にも立たないことが分かり、うっかりすると「民進党の一派」が希望の党の中枢を担うという事になりはしないかと心配するはず。
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40人。50人の立候補と訳が違う。どちらかというと、策士的ところがある小池にとって、立候補するなら10月5日から告示前の7日までの間だ。都議選と同じように2匹目のドジョウがいるか、いないか。本人も心配なことだろう。
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