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共産党の言い分はマクロで見ないでミクロで批判!
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1978年の京都府・横浜市の首長選で革新系の候補が敗れ、1979年の統一地方選挙で東京都知事の美濃部亮吉と大阪府知事の黒田了一が任期切れで退任すると、次第に革新自治体の数は減っていった。
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革新自治体が長期化した東京都や京都府では公共事業のあり方や優先度、同和行政における部落解放同盟(社会党・公明党・民社党・社民連を支持)と全国部落解放運動連合会(日本共産党を支持)の対立、国家公務員との給与較差などが争点化することになった。
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滋賀県で革新知事として出発した武村正義が、その後自民党公認で衆院選で当選して代議士となったのもその一例である。与党自民党と野党第一党であった社会党の相乗り・大連立は(多くの場合、公明党・民社党も加わった)しばしば「オール与党」「総与党」と批判された。革新首長が長い期間在任すると、自治体が何がしかの弊害が起きているものだ。
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保守であろうが、革新であろうが首長となったその人物の「総合的人間性が市政に反映される」ことは間違いなく。総合的判断に立って政策を立案し、実行できる能力を有しているかにある。フランスのマクロン大統領が良い例で、ことが反映された結果とみられる。
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国防費の予算削減、それに続く軍トップの辞任騒動、住宅手当(APL)の減額、国民議会で連日繰り返される野次の応酬……。次から次へと巻き起こる論争に見舞われ、マクロン大統領の状況は厳しい。原因は、これといった政策や公約が何もなかった事で、要するに何もしないという政策でしかない。当選したのも、最も若いフランス大統領とか、イケメンだとか政治と無関係な事だけが話題になったが、単なる人気投票に過ぎなかったということだ。
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市長選挙でも、当選した後に「何もしないか、権力を手にしたら豹変するか」どちらかである。東京都の小池知事のごとく、オリンピック施設再検証、中央市場移転中止で再検証など一般受けはよいが、結果は元に戻り、事業継続となった。この間の無駄費用は100億円を下らない。
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前置きが長くなったが、革新がすべて良い結果を招くとは限らない。過去の革新市政や政権を見たらよくわかる。まして、むかし自民党、いまは共産党加担の元議員が、議会と対決し富士谷市政の社会整備計画を壊して小さな市を目指すのなら、その先にあるのは近江八幡市の自治体消滅に向かうのと同義語だ。
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富士谷市長は市議を1期、県議を4期(議長職を含む)、市長は3期(合併後の2期含む)経歴と滋賀県市長会会長を3期6年務めており、行政の経験と実績が評価されたものである。
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近江八幡市での実績は、赤字再建団体に落ちる可能性が高かった財政基盤を、今では県内でも1,2位を争うなど財政の健全化に対する評価は、他に類を見ないものがある。富士谷市長は「政治とは結果である」と常々口にしており、有言実行を地で行くと評価してもいいだろう。
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昨今の異常気象で長浜市でも姉川の氾濫や東南海地震も想定されており、防災拠点整備は重要である。近江八幡市の防災拠点整備は4カ所、いかなる災害が起ころうとも、管轄小学校区で、もし家を失った市民が1割発生しても最低3日間(実質は何日間でも)避難生活が送れるコミュニティエリア整備事業(小学校、コミセン・公民館、学童クラブ等が同一敷地に設置)が4カ所。また、コミセンのみの新築7カ所を建設、JR篠原駅、安土駅の整備、幼・小・中の給食センター建設、一般廃棄物処理施設と余熱利用の健康ふれあい公園建設、市営住宅建設、防災センター(北里学区)建設、国の補助率100%の自治ハウス(上豊浦、ニュータウン、上田町、西宿町、東横関町、田中江町、大中町、やすらぎホール、その他北里、岡山両学区にふれあいセンター建設など)更には、北里、八幡、安土、金田、島などに学童クラブを建設。
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財政も市長就任時には57億円だった基金が平成28年度末には139億円と驚くべき数字になっている。ふるさと納税寄付も平成28年度には14億6千万円と滋賀県下トップである。福祉も防災も全国的モデルとなる事業を次々と建設し、日本共産党の市議が発行する文書には、そのような充実振りは一切書かれていない。本紙が羅列しただけでも数多くある実績だが、ミクロ的書き方では「共産党市議の攻撃は足掻き」としか見えない。
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このような市議や転向元議員が市長になるなら、市民にとって最悪の結果を招くことにもなりかねない。なぜなら、箱モノやインフラは最低限にし、入りも小さく・出も小さくしても「市債、公債の償還額は小さくならない」し、赤字団体に向かうことになるのは明白だ。福祉、教育費、インフラ対策費の捻出に展望もない市長反対派。彼らがこれからも続ける新庁舎反対運動は、相変わらずワンパターンであろうが、同じことを何百回も繰り返せば「本当らしく見えてくるから厄介」なことである。
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つづく
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