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入札情報漏えい罪!
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多目的拠点整備巡り!
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沖縄県渡名喜村の多目的拠点整備工事を巡り、電気配線工事の入札に関する情報を漏らしたとして、那覇地検は7月7日、官製談合防止法違反罪などで、同村の村長上原昇容疑者(65)を、公契約関係競売入札妨害の罪で、那覇市の電気工事会社「共和総業」元専務、比嘉盛雄容疑者(57)をそれぞれ起訴した。
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起訴状などによると、上原被告は2016年9月7日ごろ、村発注の多目的拠点整備を巡り、比嘉被告に電気配線工事などの入札に関し、渡名喜村内で上原被告が元専務に対し情報を漏えい、7980万円で落札させたとしている。
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上原被告は、村長として村発注工事の指名業者の選定や、予定価格の決定などをとりまとめる立場だった。
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県警捜査2課によると、同工事の指名競争入札は、指名された9社のうち3社が辞退し、6社が応札。共和総業の落札率は99%を超えていたという。
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5月に就任したばかりの桃原優村教育長はトップの逮捕に「言葉が浮かばない」と驚いた様子。「村政運営なども含め、これから課長らと話し合っていきたい」と今後を案じた。
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