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隠しネタはあと幾つあるか!
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時間と共に世間の興味は薄らぐ!
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加計学園の獣医学部新設問題で、内閣官房参与(当時)の木曽功氏が、前川喜平文部科学省事務次官(当時)に対し、国家戦略特区制度で、獣医学部新設を進めるよう働きかけていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。
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前川氏によれば、昨年8月下旬、木曽氏は次官室を訪ね、次のように要請したという。
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「国家戦略特区制度で、今治に獣医学部を新設する話、早く進めてほしい。文科省は(国家戦略特区)諮問会議が決定したことに従えばいいから」
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当時は、内閣改造で特区を担当する地方創生相が石破茂氏から山本幸三氏に代わた直後で、止まっていた獣医学部新設が大きく動き始めていた時期だった。
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木曽氏は、元文科省の官僚で、前川氏の3期先輩にあたり、14年4月から内閣官房参与に任命されていた。一方、16年4月からは加計学園理事兼千葉科学大学学長にも就任しており、加計学園の利害関係者でもあった。
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木曽氏は「前川さんと会い、様々な話をしたのは事実です。獣医学部の件も話したと思いますが、加計学園理事としてで、内閣官房参与として会ったわけではありません」と回答した。
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この問題では、前川氏は木曽氏の要請の翌月上旬に、和泉洋人首相補佐官から「総理が自分の口から言えないから、私が言うんだ」と特区推進を要求されたと証言している。
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官邸関係者による文科省への新たな要請が明らかになったことで、首相官邸からの圧力の有無が、さらに論議を呼びそうだ。
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「週刊文春」6月1日発売号では、首相官邸からの圧力や“出会い系バー”に関する重要証言を掲載している。
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前川氏も籠池氏と同じように、週刊誌・TV・夕刊紙などの売り上げ厚労者の一人となりそうだ。取材に対し一から十まで話したのか、籠池氏と同じように「ネタの小出し」でマスコミを引き付けれいるのかわからぬが、政府側から見ればネタが枯れるまで出させ、いちいち反論せず、すべて否定し続け、前川氏のネタが無くなってから反論に移ろうという従来通りの作戦だろう。7月から8月の夏休みには世間の関心も薄れると見ている。
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