ペテン師籠池:財務局を忖度で引きずり込み!(下)

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設計業者と弁護士のメール公表は役に立ったか!
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「森友学園」の籠池泰典前理事長は、民進党の会合で、大阪・豊中市の国有地の売却をめぐる設計業者と当時の顧問弁護士のメールのやり取りを公表した。メールには「ボーリング調査では、3mより深いところには廃棄物はない」と記されており、民進党の議員からは国が鑑定価格から値引きしたと説明している、ごみの撤去費用の根拠が疑わしいなどの指摘が相次いだ。しかし、籠池などは杭を打ったらオーガーから土砂と一緒に廃棄物が出てきたと財務局に苦情を申し立てたのも事実だ。
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森友学園への国有地の売却で、国は最大で9.9mの深さまで廃棄物が埋まっていることを想定し、土地の鑑定価格から、ごみの撤去費用を値引きしたと説明している。
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会合で民進党議員から、「国の説明を覆す可能性がある」とか、「ごみが本当に埋まっているかどうか十分確認しないまま、土地を売却した疑いが深まった」などといった指摘が相次いだ。廃棄物があったかなかったか、校舎を解体し土地を財務局に返還するとき、校舎の敷地を調査すればわかること。
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その時に、校舎が建っている地下から籠池が出てきたと言った廃棄物が出てこなかった場合、籠池の脅迫的価格交渉であったことが十分説明されるだろうし、くい打ちの際出てきたと「写真などを提示」した廃棄物は、誰が運んできたのか、くい打ち業者や藤原工業の監督・社長を調べれば、本当のことを言うだろう。
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<平成29年3月16日・国有土地近畿審議会の森友処理について>
・参議院予算員会視察時資料
国有財産近畿地方審議会議事録(諮問土地)
第115回 H21.10.29 枚方市(市民病院用として)
第116回 H22.02.22 川西市、枚方市、豊中市(野田1505)都市公園として
第117回 H23.03.03 宇治市
第118回 H23.11.24 大津市、奈良市、川西市
第119回 H24.02.14 堺市 新空港についての説明(豊中の土地の取得経緯など)
第120回 H25.05.28 堺市、和歌山市
第121回 H26.03.18 万博公園の貸し出し、豊中の土地について
第122回 H26.10.17 枚方市、八尾市、大津市
第123回 H27.02.10 豊中市(森友学園の内容について)
第124回 H27.06.17 茨木市
第125回 H27.11.30 枚方市、神戸市
第126回 H28.06.16 加西市
第127回 H29.03.23 森友学園事業の処理について
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13回にわたる議事録をざっと目を通しても、審議会にかけるときは「あらかじめ財務局当局で方向を定め、道から外れないように各委員の話を誘導」しているのも事実。
審議委員が物事を採決しているわけではない。財務局は大雑把に道順を決めて、各委員には後日、審議会で説明するという手法をとっており、各委員に詳細報告があるわけではない。
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結論として、財務当局の腹の内で物事が進められつ言うことだ。
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