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北京は黄色の霧に覆われる!
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中国・北京市は5月4日、内モンゴル自治区方面から飛来した黄砂に覆われた。北京市気象台は同日早朝、今年初となる黄砂に関する警報を発令。中国メディアによると同市は2015年4月以降で最も深刻な砂ぼこりに見舞われた。
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この日、北京市内は黄色がかった霧に覆われたような状態が続き、視界が悪くなった。黄砂は大気汚染を引き起こし、市内では粒子状物質「PM10」の濃度が1m3当たり2000μgを超える観測地点が続出。世界保健機関(WHO)が定める環境基準値(年平均)の百倍に達し、街中ではマスクをした人の姿が目立った。
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北京は西部の内モンゴル自治区から飛来する黄砂に覆われ、今年初の警報が出された。市内では目安となる粒子状物質PM10の値が一時2000μgを超えた。これはWHO=世界保健機関が定める24時間あたりの環境基準値の40倍に当たります。
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黄砂は6日の夜から7日にかけて、日本付近に達する見込みで、風の強さや風向きによって太平洋側にも飛んでくる可能性がある。黄砂による自動車や洗濯物の汚れなどには注意が必要だ。
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