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四国沖までこの補給艦を守りながら!
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2隻は15日のシンガポール・国際観艦式に参加!
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安全保障関連法に基づき、平時から自衛隊が米軍の艦船などを守る「武器等防護」の初任務を稲田朋美防衛相から命じられた海上自衛隊の護衛艦「いずも」が1日午前、海自横須賀基地(神奈川県横須賀市)を出港。同日午後、房総半島沖周辺で米海軍の補給艦と合流し、任務を始めた。政府関係者によると、四国沖までこの補給艦を守りながら一緒に航行する計画とされる。
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いずもが護衛するのは米海軍の貨物弾薬補給艦。2日にかけて補給艦の近くを一緒に航行し、周辺の海域を警戒監視する。補給艦はその後、日本近海で北朝鮮による弾道ミサイル発射への警戒や情報収集などをしている米艦船に燃料などを補給する見通しという。
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1日午前、「いずも」と横須賀沖に停泊していた米海軍の貨物弾薬補給艦リチャード・E・バードは相次いで出港し、同日午後、千葉県の房総半島沖で合流しました。「いずも」は四国沖まで米補給艦と併走しながら防護する。
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さざなみは2日に呉基地を出港し、豊後水道を経て太平洋に出た。その後、いずもと防護対象の米補給艦と合流した。リチャード・E・バードは日本海に向かい、北朝鮮に軍事的圧力をかけている米原子力空母カール・ビンソンやイージス艦などへの燃料補給などを行うとみられる。
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「米艦防護」は戦争法の整備で改定された自衛隊法95条の「武器等防護」に基づくもの。米艦防護は同日中に終了する。
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日本政府の狙いは大きく分けて3つある。一つは北朝鮮への圧力の強化。政府関係者は「強固な日米同盟を誇示できる。北朝鮮への抑止力になる」と話している。
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もう一つはアメリカへのアピール。官邸関係者は「北朝鮮への対応を巡って緊密な連携が求められるアメリカに対して、自衛隊もしっかり協力していくというメッセージになる」と語っている。
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そして最後は安全保障関連法の実績づくり。ある防衛省幹部は「米艦防護はこれからも当たり前のようにやるんだという前例になる」としている。そうした意味で今回の米艦防護は、実際にアメリカの艦船が攻撃を受ける可能性が低い中で極めて「象徴的なもの」と言うことができる。
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海上自衛隊の護衛艦「いずも」は5月3日、太平洋上で、共に航行していた米海軍補給艦から離れ、安全保障関連法に基づく「米艦防護」を終えた。今回は北朝鮮の脅威が低い太平洋上での任務で、日米の連携をアピールすることに重点が置かれた。今後、日本海で展開する米艦隊を防護するために、警戒監視能力に優れたイージス艦などに任務が付与される可能性もある。
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「いずも」と「さざなみ」は「米艦防護」終了後、シンガポール海軍主催の国際観艦式(15日)に参加する。
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