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大臣になろうとも・日常会話のつもり!
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言ってしまっても・いつも言っているから!
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安倍政権下、議員の失言で辞任は5人目、首相はゆるみがあるのではと言う指摘もあるというが、議員の資質・選挙区民の資質も同レベルなのだと思える。九州でも熊本地震が発生し、原発がなかったから良いものの、佐賀県には玄海原発がある。人間は天災には防ぎようがなく手当は減災しかない。
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いつの場合でもそうだが、辞任するまでは抵抗するが「辞職してしまうとケロリ」とし、他人事みたいな態度で地元を闊歩している。衆院比例九州選出の今村雅弘氏は佐賀県鹿島市出身で、小選挙区では過去5回当選の経歴を持つ。地元の佐賀県の人たちからは「恥ずかしい」「情けない」と批判の声が上がった。
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「被災者の心をいたぶるような言葉。辞任は当然だ」。東日本大震災の後、岩手県に約2年半移り住んでボランティア活動を続けた武雄市の会社員吉田秀敏さん(63)は憤った。今村氏は今月4日には福島第1原発事故による自主避難者の帰還を「本人の責任」とも発言。被災者の感情を逆なでする失言の連続に「東北にいる被災者やボランティア仲間がどれだけ悲しむか。到底、許せない」と話した。
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復興支援のため、宮城県産米を使った日本酒造りの活動を続ける吉野ケ里町の西村一守さん(68)は、郷土出身の閣僚を励まそうと今村氏に日本酒を贈ったことがあるという。「復興に取り組む人たちの活動を踏みにじった。被災者に失礼だし、佐賀県人として恥ずべきだ」
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今村氏の地元、鹿島市の関係者も驚きと落胆を隠さなかった。市観光協会代表理事の中村雄一郎さん(68)は「誤解を招く発言は慎んでほしかった。地元出身の大臣として東北復興に力を注いでほしかった」と無念さをにじませた。
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市内の男性(65)は「地元では期待する声が多かったのに、こういう形で辞めるのは情けない。被災地をどう思っているのか、腹の中が分からない」と語った。
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さてこのような言葉が、次の衆院選まで批判として持っているか、分からない。結構また選ばれて国会に出てくるようでは、間違いなく議員も選挙民も同レベルだという事だ。
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東北震災を担当する復興相が、震災を肌で感じれない地域の議員が担当しても、大臣就任中に何回被災地を巡るのだろうか。地元東北のこともろくに知らない議員が、担当大臣になっても「人ごと」なのだと腹の底では思っている。被災地に出かけるときは殊勝なことを言っても、東京に戻ればやはり「人ごと」。
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