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ロシア機がまた米アラスカ沖に!
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北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の報道官は4月21日、ロシアの軍用機が17~20日の4日間連続で米アラスカ沖に飛来してきていると明らかにした。
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直近で目撃されたのは19日遅くと20日。19日にはIL38海洋哨戒機2機、20日には核兵器を搭載可能なTu95爆撃機2機が目撃された。
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NORADによれば、ロシア機は1度も米領空に進入しなかったものの、20日の接近に際してはインターセプト(進路妨害)のため米国のF22戦闘機とカナダのCF18戦闘機が派遣されたという。
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スパイサー米大統領報道官は21日、記者団に「もちろん事態を把握している。特に異例の事態というわけではないが、全てを注視している」と述べた。
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20日の爆撃機は、アラスカ州アンカレジの南西700カイリ(約1296km)の地点で防空識別圏に進入。これは17、18両日に発生したロシア機の接近に比べると、米国の海岸線から大幅に離れている。
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アラスカの防空識別圏は公空上に設定されているもので、米国とカナダを取り囲んでいる。北米に向かう航空機の識別を可能にするための緩衝地帯とする狙いがある。
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17日にはアラスカのコディアック島沖100マイル(約160km)の公空上で米国のF22戦闘機がロシアの爆撃機2機をインターセプトしていたほか、それから24時間以内にも同じ空域でロシアの爆撃機2機が発見されアラスカ沖44マイル(約66km)まで接近、米国の監視機が対応していた。
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米国防当局者は、現実の軍事的脅威はないが頻発している状況は注視が必要だと指摘。「戦略的なメッセージがあると解釈するほかない」と語った。
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米アラスカ半島沖でロシア軍機が米国の防空識別圏内を飛行したとして、米軍機が緊急発進(スクランブル)をかけていたことが19日までに分かった。国防総省がCNNに確認した。共和党議員からはロシアによる武力の示威行為だとの見方が出ている。米軍当局者によると、ロシアのTU95戦略爆撃機2機が17日、防空識別圏に入り、アラスカ州のコディアク島から約160kmの上空を飛行した。これを受け、米軍がF22ステルス戦闘機2機を緊急発進させた。
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米主要メディアは18日、核兵器を搭載可能なロシアのTU95戦略爆撃機2機が17日に米アラスカ州の米国の防空識別圏内を飛行し、米空軍のF22戦闘機2機が緊急発進(スクランブル)したと報じた。
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トランプ政権が1月に発足して以降、米空軍が露軍機に対して緊急発進を行ったのは初めて。トランプ大統領は米露関係について今月、「過去最低の状態にある」との認識を明らかにしており、プーチン露政権が挑発行動をしかけてきた可能性がある。
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米戦闘機はアラスカ州コディアック島から約百カイリの地点で露爆撃機を捕捉し、約12分間にわたり並行して飛行。爆撃機は間もなくして米国の防空識別圏から出てロシア東部方面に飛び去ったという。米露両軍機の間で無線による交信はなかった。
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