ロシア地下鉄テロ:実行犯はキルギス出身!

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別の駅と同時爆破狙った可能性も!
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ロシア第2の都市、サンクトペテルブルクの地下鉄で起きた爆発事件から一夜が明け、当局は、テロ事件として捜査を続けている。 爆発があった駅では、通常であれば始発が動き出す時間だが、4日は、周辺の区間の運休を決めている。
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現場には、朝から市民が献花に訪れている。
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4月3日午後に起きた爆発では、これまでに11人が死亡、負傷者は51人にのぼっている。
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地元メディアは、中央アジア出身の20代の男が、爆発物の入ったかばんを持っていて、地下鉄に乗り込み、走行中、車内で自爆したと報じている。爆発が起きた時、プーチン大統領は、現場からおよそ20km離れた場所の行事に参加していた。通常、プーチン大統領が通る場所の周辺は、警備が強化されるが、爆発は、プーチン大統領が使う

ルートから離れた、市内の中心部で起きた。
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プーチン大統領は「われわれは、常に、犯罪やテロを含めた、全ての可能性を検討する」と述べた。まだ犯行声明も出ておらず、テロの目的は不明だが、比較的安全とされるこの街での事件がロシア国民に与えた影響は、大きな衝撃となっている。.
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ロシア第2の都市サンクトペテルブルクの地下鉄で起きた爆破テロ事件で、地元メディアは実行犯とみられる男がキルギス共和国出身でロシア国籍の男だと報じました。
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ロシア24は実行犯とみられる男について、1995年生まれのキルギス共和国出身でロシア国籍のアクバルジョン・ジャリロフと報じた。この爆破テロ事件は3日午後2時半ごろ、サンクトペテルブルク中心部を走っていた地下鉄の車内で起きた。すしレストランで働く格闘技好きの青年--。ロシア北西部のサンクトペテルブルクで起きた地下鉄爆発事件で、ロシア政府の連邦捜査委員会が容疑者と断定した中央アジア・キルギス生まれのアクバルジョン・ジャリロフ容疑者(22)は、露メディアなどによると、そんな「普通の若者だった」(知人)という。今年に入ってイスラム過激派に勧誘されたとの情報も出ているが、どのような経緯で爆弾テロ実行に至ったか、不明点も多い。
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走行中の地下鉄車両が爆発した事件で、容疑者として「23歳の中央アジア出身の男」が浮上していることを明らかにした。単独で実行したとみられ、治安当局はイスラム過激派との関係を調べている。また、別の駅でも爆発物が見つかったことから、同時爆破を狙った可能性がある。
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いずれの爆発物にも、殺傷能力を高めるためにボルトやナットなどの金属片が仕込まれていた。また、地下鉄で爆発した爆発物の威力はTNT火薬で200g相当だったが、蜂起広場駅の爆発物は1kg相当で、治安当局者は「より大きな攻撃を狙った可能性がある」と指摘した。
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ロシア通信は、治安当局者の話として「テロの容疑者が、ロシアに存在するイスラム過激派グループと密に連絡を取っていた」と述べた。またタス通信は、容疑者がシリアの武装勢力と関係があったという治安当局者の話を伝えた。いずれもどのグループかは言及していないが、治安当局は過激派組織「イスラム国」(IS)との関連も含め、背景を捜査している模様だ。
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