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解体工事設計の延長上で決定!
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2015年10月14日、岡山市は、旧市民病院本館・南館・西館などを解体するため、設計を綜企画設計(岡山市)に委託した。設計納期は2016年3月31日。
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岡山市は2016年6月22日、旧岡山市民病院(同市北区天瀬)で国の環境基準値の1・4~1・6倍の水銀が検出されたと発表した。解体工事に向けた土壌汚染状況調査で分かったもので、市は健康被害の有無などを調べる。
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調査は4月25日から敷地内25地点で実施。本館跡地北西で1リットル当たり0・0007mmg(基準値は0・0005mmg以下)、本館・南館にまたがるエリア(30m四方)で0・0008mmgの水銀を検出した。
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市は委託業者から17日に報告を受け、21日に周辺12町内会に伝えた。今後、検出された2地点の詳しい土壌調査を行うとともに、各地点から12m以内について地下水への影響や飲用の有無などを調べる。
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市医療政策推進課によると、旧市民病院では血液検査で水銀を含む試薬を使った時期があるが、詳細は不明。敷地は鉄板で囲んでおり、飛散防止の措置は取っているという。
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8月31日、岡山市は、北区天瀬の旧市民病院跡地から、最大で国の基準の34倍の水銀が検出されたことを30日の市議会委員会で明らかにした。周辺の井戸水は飲用に使われておらず、現時点で影響は確認されていないという。
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岡山市は、土壌汚染状況調査で一部区画に土壌汚染が確認され、入札が延期となっている旧市民病院本館等(写真)の解体工事について、10月末までに汚染区画の土壌汚染状況深度調査を行い、その結果を待って、解体・撤去処理方法の検討や設計の見直し作業に着手する。
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12月16日、岡山市は、北区天瀬地内の旧市民病院本館など解体工事に伴う土壌汚染対策他の検討業務を綜企画設計(岡山市北区)に委託することを6日に決めた。土壌汚染状況調査で一部区画に汚染が確認され、解体・撤去処理方法の検討や設計の見直し作業などを行う。
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