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中国の軍拡はアジアに緊張感を拡大!
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インド政府は12月26日、国産の長距離弾道ミサイル「アグニ5」の発射実験に成功したと発表した。
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インド国防省は核弾頭を搭載でき、中国全土を射程に収める長距離弾道ミサイル「アグニ5」(射程5500~5800km)の4回目の発射実験に成功したと発表した。
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インド国防省は、東部のベンガル湾にある島で開発を進めている国産の弾道ミサイル「アグニ5」の発射実験は、インド洋に向けて発射したミサイルが、どこに着弾したのかなど詳しいことは明らかにしておらず、国防省は「実験は成功した」としている。
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インドメディアによると、同省関係者は「最終試射」としており、今後、実戦配備への準備が本格化し、中国の反発を招く可能性がある。射程距離は中国全土が圏内に入る。
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実験は東部オリッサ州で行われた。アグニ5は複数の核弾頭を装備し、異なる目標を攻撃できる「各個誘導多核弾頭」の技術を採用しており、最大1・5トンまでの核弾頭を搭載することが可能という。インドはさらに性能を強化し、射程が6000~8000kmとされる新型ミサイル「アグニ6」の開発も進めている。
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アグニ5は射程がアジアのほぼ全域とロシアやヨーロッパの一部にも到達すると見られており、国防省は核弾頭の搭載も可能だとしている。アグニ5の発射実験は2012年以降これで4回目で、今後さらに数回の実験を行ったうえで、実戦配備するものと見られています。
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インドはことし、フランス製の最新型の戦闘機の購入を決めるなど軍備の増強を図っており、その背景には、中国がインド洋のシーレーン=海上交通路の要衝に位置するスリランカに潜水艦を寄港させたり、パキスタンで港湾の管理権を獲得したりするなど、南アジアでも影響力を強めており、インドとしては、中国の全土が射程に入る弾道ミサイルの開発を進めることで、中国をけん制する狙いもあるものと見られる。
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