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鹿島建設㈱のドン・鹿島昭一氏の会社!
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JA神奈川厚生連と鹿島建設㈱には連続した営業を進めていくには間が空くのだが、これらを埋めるのが設計事務所であり、設計事務所が仕込んだだけでは銭にならないからゼネコンが手を組みに来る。この「持ちつ、持たれつ」の関係が良好ならば永続することになる。しかし、施主と設計事務所の関係がギクシャクするとき、関係は1回で終わりとなるのが業界常識である。
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JA神奈川厚生連の伊勢原協同病院は、3回目の見積もりで総事業費の予定額を大幅に切り鹿島建設㈱が応札した。鹿島建設㈱は価格を大幅に下げて提示し、清水建設や大林組は鹿島建設㈱より30億円ほど高かった。
その後、ネゴ交渉や追加などゴチャゴチャしていたが、最終的に50億円ほど上積みし、鹿島建設㈱が契約したのである。造成、インフラ、解体、など基本を基にし、変更や追加内容の検討では設計事務所を抜きにして施主とゼネコンが勝手に交渉するわけがない。
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伊勢原協同病院も各自治体の補助金や助成金を当てにして、各自治体に金額を提示し、自治体は議会に諮り金額を決定することになる。当然、予算額を下回り内定し、その後に計画内容をアップする。伊勢原協同病院の事業予算は平成22年時点で152億円であり、市に対する財政支援額は50億円であったが、最終的に30億円となった。
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伊勢原市は、伊勢原協同病院移転新築事業に係る補助金として神奈川県厚生農業協同組合連合会に¥184,217,000円を計上している。別途に、第二次急患診療事業費補助金(伊勢原協同病院)として伊勢原協同病院に¥46,381,480円助成し、28年度だけでも2億3059万9480円という大きな資金となっている。金高の大小はあるが、今後も続くのである。施主になるのも辛いところだ。
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新伊勢原協同病院の設計者は、日建設計であった。新相模原協同病院は久米設計であるが、仕込んだ設計事務所は別なところで采配を振るっている。総事業費の公表はないが、200億円ではないかと推察される。相原高校の移転土地は本年7月1日に神奈川県が取得しているが、相模原協同病院の移転地はなぜか旧所有者のままで、除去工事は着手している。
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相模原協同病院 移転予定地
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病院移転 土地謄本
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切らずに残す樹木
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病院用地にも残す樹木と切る樹木があるようで、上記の写真にある木は残すようだ。確かに立派な木である。この樹木など造園仕事は、鹿島建設㈱の系列会社である「かたばみ興業㈱・東京港区赤坂」がするのではないかと言われている。かたばみ興業は元々、鹿島昭一氏が元社長で、息子の光一氏も役員を務める。鹿島建設㈱の社長を1990に退任した鹿島本家の昭一氏((鹿島守之助の長男。昭和28年父が社長をつとめる鹿島建設(現鹿島)にはいり、ただちに取締役。翌年からハーバード大大学院に3年留学した後、建築 設計の分野を担当した。34年副社長、53年副会長、59年社長、平成2年ふたたび副会長。のち相談役))が相談役として睨みを利かし、現在でも鹿島建設㈱のドンであり、オーナーでもある。いまここで鹿島の役員人事の歴史を語る枚数もないが、ただ、ドン昭一氏も横浜支店長出身であることだけは触れておこう。
解体工事は鹿島建設㈱横浜支店 斉藤輝明営業部長が中心となり受注したことは連日の記事に記載した内容である。
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かたばみ興業㈱ 会社謄本
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