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花火と歓声は大きいほど良いが!
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何時まで続ければ気が済むのか!
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東京都の専門家会議の平田健正座長が問題となっている豊洲市場の地下空間を視察し、地下空間にたまった水は「地下水だと判断する」などと述べました。
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専門家会議・平田健正座長:「結論から言うと地下水である。(たまり水については)地下水環境基準に適合していた。水道水レベル。飲んでも大丈夫」
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豊洲市場の安全性などを再検証する専門家会議の平田座長は9月24日、初めて建物の地下にある空間を視察しました。その後に会見した平田座長は、地下水との成分比較から、たまった水を地下水と判断したなどと述べました。さらに、15日に地下空間で採取した水の調査結果なども公表し、ベンゼンなどの有害物質はいずれも環境基準値以下でした。また、空気の測定でもベンゼンは基準値以下だったということです。こうした結果から、現状では安全性には問題はないとの認識を示す一方で、都に対しては調査地点の数を増やすよう指示したことも明らかにした。
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東京都の豊洲市場(東京・江東)の土壌汚染対策を検討する専門家会議は、市場棟の地下に換気設備の設置を提案する。会議は有害物質の影響を遮断する目的で盛り土を求めたが建物の下に盛り土はなく、空間になっている。盛り土なしで使う場合の安全性を検証する。築地市場(東京・中央)の卸事業者に水と空気の測定値を定期的に示し、意見交換する方針だ。
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盛土がない、手抜きだと8月31日の汚染の地下水は有害物質によるもので、モニタリング結果が出る’17年1月以降までは豊洲移転を延期すると大騒ぎし、以来、今日までマスコミの危険だ、危険だの合唱に火付け役の小池百合子都知事はニンマリであったろうが、各建物地下の水は「地下水であり、危険度は水道水レベル」と専門家会議座長から発表され、小池劇場第1幕は終わった。
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はたして地下空間がそんなに危険極まりないのか、建築家や設計士などのプロジェクトチームを別途発足させ、豊洲の建物を検証したらどうなのだ。
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加えるなら、築地市場の衛生上の検証をすべきで、保健所などが食品衛生上の検査をすべきだ。豊洲に移転した方が衛生上危険なのか、築地で営業していた方が安全なのか、都民に実情を知らせるべきではないのか。
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小池劇場第2幕は、盛土をせず地下空間を指図したのは誰かを、議会で詰めるのだろうが、はたしてその手法が都民に納得がいくのか疑問だ。第3幕は、東京オリンピック施設の整理で、過去の入札に怪しいところがないか、無駄銭と利権構造に光を当て小池流の邪悪をあぶりだそうとするのだろう。
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はたして、東京伏魔殿の奥の院を開けられるのか、明けそこなって失望させるのか。小池流矢継ぎ早のジャブの繰り出しで、政治塾にしても、来年の都議会選に照準を合わせているのだろうが、幕間のお茶の時間にゆっくり考え、本当の都民ファーストはこれなのか考えておかないと、任期4年を全うに越せない恐れがある。
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偶然都知事になったのに、劇場型都政をやっていくには「まだ、足腰が弱い」と思うのだが、、、。それと、打ち上げ花火で終わるのか、上げた後の結末はどうするのか、これ以上の余計な金が投入されるのか、都民は成り行きと、知事の手法を見守っている。乗るのも早いが、飽きが来るのも早いのがマスコミと庶民だという事を忘れると、痛い目に合うのだが、、、。
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