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日本近海にはないと見られていた!
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九州より広い範囲に!
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海洋研究開発機構と東京大、千葉工業大などの研究チームは8月26日までに、南鳥島周辺300kmの排他的経済水域(EEZ)内の海底約5500mの広範囲に、コバルトなど有用金属を高濃度で含む「マンガンノジュール」と呼ばれる岩石が密集しているのを発見した。深海底にあり、現時点での利用は難しいが、将来の資源開発や海底資源の成因解明につながるという。
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マンガンノジュールは、海水中などのマンガンや鉄が岩石の破片などの周りに沈着し、長い時間をかけて成長する岩石で、レアメタルなど有用な金属を高濃度で含む場合もある。
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海洋機構などは、南鳥島近海の海底音波探査で、EEZ南部や東部に海底からの音波の反射が強い地域が広がっているのを発見。「しんかい6500」による潜航調査で、海底に直径10cm程度のマンガンノジュールが密集しているのが見つかった。
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音波探査の結果から、密集域は少なくとも約4万4000㎡kmに及ぶとみられる。同じ海域では、レアアース(希土類)を高濃度で含む海底土も確認されており、研究チームはこうした海底資源の生成過程を詳しく調べる。
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マンガン団塊は日本の近海には分布していないとみられていたが、海洋研究開発機構が海底火山の調査中に偶然、見つけたということです。日本にとって有望な海洋資源になるとみられ、さらに調査を進めるとしています。
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