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3億9千万円の所得隠し!
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排水処理用のバルブの販売で売上を伸ばした会社が法人税など約1億2200万円を脱税したとして告発された。
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法人税法違反などの疑いで東京国税局から告発されたのは、排水処理用のバルブなどを製造する「東栄工業」(東京都豊島区)と鴨下行博前社長。
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関係者によると、鴨下前社長は取引先にウソの請求書を作らせ、架空の経費を計上するなどして、約3億9千万円の所得を隠し、法人税と消費税合わせて約1億2200万円を脱税した疑いがもたれている。
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関係者によると、同社は2014年12月期までの3年間、取引先にうその請求書を作らせ、架空の調査研究費を計上。所得を少なく見せかけ、法人税約1億円を脱税した疑いがある。また、消費税についても約2200万円を脱税したとされる。こうした資金は貸金庫で保管していたという。
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東栄工業は「納税を済ませ今後は適正申告につとめる」とコメントしている。
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民間信用調査会社などによると、東栄工業は1974年設立で14年12月期の売り上げは約6億円。臭いや害虫を防ぐために管に取り付ける逆流防止弁を製造している。
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