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設計施工の落とし穴は何処に!
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慣れが産んだミスか!
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三井住友建設㈱、横浜のマンション基礎杭問題の解決もすまないうちに、今度は土木工事で人身事故を発生させた。今回の事故発生は、横川ブリッジHDがJVとして施工担当した神戸北区の有馬川橋「鋼・PC複合上部構造橋梁工事」で施工中に鋼製桁を落下させ、2名の死亡者、4名の重症者と4名の軽傷者を出すという大事故となった。
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三井住友と横河ブリッジの設計施工であり、橋長上下線で500m、鋼桁とコンクリート桁により接合された混合構造で、施工は「U桁リフティング工法」を主とし、鋼箱桁(送出し架設)+コンクリート床板構造とPRC箱桁構造(固定支保工架設)で行ってきた。
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4月22日午後4時半ごろ、神戸市北区道場町平田の新名神高速道路延伸工事現場で、上り線の橋桁が約15m下の国道176号の上に落下した。
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現場は中国自動車道と山陽自動車道が分岐する神戸ジャンクションの東側。兵庫県警有馬署によると、当時、作業員35人が、有馬川やその西側を走る国道176号を東西にまたぐ橋を架ける作業中だった。作業中に橋桁が傾いて西端が落下した。国道176号は交通量が多かったが、落下に巻き込まれた車両はなかった。
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現場では、橋桁を架ける工事が行われており、当時約50人の作業員が従事していた。落下した橋桁の重さは約1350トン。工事は三井住友建設(東京都中央区)と横河ブリッジ(千葉県船橋市)のJVが請け負っていた。
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神戸市消防局などによると、33歳と37歳の2人が挟まれるなどして死亡し、19~35歳の4人が重傷、20~68歳の4人が軽傷を負った。いずれも現場にいた男性作業員という。兵庫県警は業務上過失致死傷の疑いがあるとみている。
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工期は2013年5月から17年2月で、橋全体の長さは上り線が476m、下り線が492mで、幅員はいずれも11m以上あった。
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西日本高速は、事故原因が良くわからないと説明しているが、支保工やジャッキの設置バランスに問題があった可能性もある。三井住友建設も鋼製橋やコンクリート橋の工事は多数施工しており段取りや手順に狂いがあるわけがない。施工を担当した横河ブリッジはどう説明するのか。
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