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設計プロポ・第2四半期!
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建設費・50億円程度!
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周辺住民らの反対などで白紙撤回されていた参議院清水谷議員宿舎(東京都千代田区)の建て替え事業が再始動する。宿舎は現在地で建て替える計画で、建物規模は延べ1万1000㎡を想定。建設地は風致地区に指定されているため、建物の高さ制限緩和に向け、都や千代田区などの行政機関と協議を進めている。
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発注業務を担う国土交通省官庁営繕部が16年度早期に設計(基本、実施設計一括)の委託先を決めるプロポーザルを公告し、第2四半期には委託先を選定する予定だ。
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設計期間は約18カ月を見込んでおり、17年度末の着工、20年度中の完成を目指す。建設費は50億円程度の予定。
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清水谷議員宿舎の所在地は千代田区紀尾井町1の15。3862㎡の敷地に7階建ての宿舎2棟(A、B棟、計58室)が立ち並ぶ。総延べ床面積は5108㎡。1969年に完成し、老朽化に加えて耐震性にも問題がある。
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基本計画案によると、敷地南側にあるB棟を取り壊した跡地に地下1階地上9階建て延べ1万1400㎡の新宿舎を建設する。部屋数は56(3LDK×32戸、1LDK・2DK×24戸)。1、2階には周辺住民が活用できる商業施設などを設ける。新宿舎が完成した後にA棟を取り壊し、跡地はオープンスペースとして活用する。
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清水谷議員宿舎の建て替え事業は05年に現宿舎の100m東側に位置する国有地(宮内庁宿舎跡地)での建て替え計画がまとまり、07年には施工者も決まっていた。
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ただ、建設地は建物高さが15m以下に制限される風致地区で、高さ制限を超える新宿舎(当時の建設計画はRC造16階建て延べ1万6000㎡の規模)の着工には都の同意が必要だった。「都心の貴重な緑地が失われる」と訴える周辺住民の意向を受けた当時の石原慎太郎知事が反対を表明。西岡武夫参院議院運営委員長などとの会談で08年12月に計画は白紙撤回された。
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建て替え計画は一時凍結されたが、東日本大震災などを機に耐震性に問題がある宿舎のあり方を検討するため、14年6月には参院議院運営委員会のプロジェクトチームを設置。13回の協議を重ね、早期に事業を進められる手法として15年8月には現在地で建て替える方針を決定した。
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