メルセデスベンツ:不正なしのはず・・・!

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ディーゼル排ガス問題!
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米国で集団訴訟!
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世界を揺るがす大問題に発展したフォルクスワーゲングループのディーゼルエンジンの排出ガス不正問題。メルセデスベンツが、この問題について声明を出している。
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同じドイツの自動車メーカーでは、BMWグループがドイツメディアの報道に反論する形で、「排ガス検査で不正はない」と声明を発表。
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ダイムラーの広報担当者は、「排出ガステストにおいて、不正な装置は使っていない」とコメント。
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さらに、フォルクスワーゲングループで基準値を大きく上回ることが問題になった排出ガス中の有害物質、NOX(窒素酸化物)についても、「世界の基準に適合している」と述べている。
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ドイツ自動車大手ダイムラー傘下のメルセデス・ベンツが米国内で販売していたディーゼル車に、基準値を超える窒素酸化物(NOx)を排出しても隠蔽できる装置を搭載して規制当局を欺いていたとして、米国内のユーザーらが2月18日、同社を相手取った集団訴訟をニュージャージー州の連邦裁判所に起こした。
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<米VW、排ガス不正で顧客に12万円相当「おわび」>
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米法律事務所ハーゲンス・バーマンが、米メルセデス・ユーザーらの代理人として提訴したもので、原告側はメルセデス・ベンツの14車種に排ガス量をごまかす技術が搭載されていると主張している。
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メルセデスは自社のディーゼル技術「BlueTEC(ブルーテック)」について「世界一クリーン」とうたっているが、訴状はこれを「虚偽でまやかし」だと批判。実際には、気温が摂氏10度を下回るとNOx低減装置のスイッチが切れるようプログラムされており、結果的に米環境基準を19倍も上回るNOxが大気に排出されると述べている。NOx排出量が基準値の65倍に上る事例もあったとしている。
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