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FBIが捜査に合流!
1月にオバマ大統領・非常事態宣言!
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2月2日、米ミシガン州フリント市の飲料水が鉛に汚染され、非常事態が宣言される事態となっている問題で、FBIは、何らかの法律違反がなかったかを調べる刑事捜査チームに合流したことを明らかにした。
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ミシガン州連邦検察局の報道官によると、FBIのほか、米郵政監察局、米環境保護庁(EPA)の監察官事務所、EPAの刑事捜査部などが捜査チームに加わっているという。
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FBIの報道官は、違法行為があったかどうかを究明するとしたが、詳細はコメントしなかった。
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また2日には、EPAのマッカーシー長官がフリント市職員や市民のリーダーらと会談した。長官は記者団に対し、問題解決の具体的な時期は言えないが、この危機を引き起こした要因を詳しく調べていると述べた。刑事捜査には言及しなかった。
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デトロイトの北西約100kmにあるフリント市では、デトロイトから水道水の供給を受けてきたが、2014年4月にフリント川からの取水に切り替えた。その後、子供たちの血液サンプルから高濃度の鉛が検出され、フリント川の水質のせいで市内の水道管から鉛が溶け出していることが判明した。水源は昨年10月に元に戻したという。
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フリント市長は非常事態宣言を4月14日まで延長した。鉛は神経障害などを引き起こす可能性がある有害物質。
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オバマ米大統領は1月16日、ミシガン州に非常事態を宣言し、汚染水による影響がでている地域を公的資金で支援することを発表した。
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人口約10万人のミシガン州フリントでは、経費節約に端を発する水源の切り替えで、現在供給されている水道水が鉛に汚染されていることが明らかになり、州当局は大規模な健康危機への対処を迫られている。
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問題が発生し始めたのは、市当局が経費削減のため、デトロイトから水を購入するのを止め、フリント川の水を利用するようになった2014年4月。住民は水が原因で気分が悪くなるなどの体調不良を訴えていたが、州当局は悪臭のする水による健康被害の危険性を数か月間無視していた。
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米国自由人権協会(ACLU)と天然資源保護協議会による訴状によれば、ミシガン州の環境当局は、フリントの浄水場では州と政府の水質安全基準を満たす水を供給できないにもかかわらず、フリント川の水を利用することを許可していたという。
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市当局がフリント川の水を供給し始めてからすぐに、住民からは水道水の濁りや悪臭の他に、吐き気や発疹、抜け毛を訴える声が上がっていた。
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水道水に有害な汚染物質が検出されている問題で、自治体に責任を問う声が殺到している。ミシガン州東部の町フリントでは現在、水道水が有害なレベルの鉛で汚染され、住民およそ10万人が、水道の水を飲めず、配給に頼る状況が続いている。鉛は、特に成長期の子供には、脳や神経などに深刻な後遺症をもたらす危険性があるとされ、オバマ大統領が非常事態宣言を出し、FEMA・アメリカ連邦緊急事態管理局など政府の専門機関に、住民の支援と問題解決に向けた対応に当たるよう命じた。
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地元住民少なくとも500人が、国や自治体を相手取り、合わせて3件の集団訴訟を起こしていおり、現在、地元検察やアメリカ司法省などがこの問題の調査に当たっており、自治体で何らかの違法行為がなかったか、明らかにする方針。
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