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名古屋国税・指摘!
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太陽光発電設備工事などに絡み、電気工事会社「EKO(イーケーオー)サービス」(愛知県東海市・鬼頭健一社長)が名古屋国税局から2015年2月期までの3年間で約1億1千万円の所得隠しを指摘されたことがわかった。追徴課税は重加算税も含め約5千万円とみられる。
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関係者によると、EKOサービスは未完成の太陽光発電設備の外注費や資材費などの経費を、すでに完成している別の工事の費用に付け替え、意図的に所得を圧縮した。また、架空外注費の水増しも指摘された模様だ。
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同社は、すでに修正申告をしている。取材に対し、社長は「顧問税理士のミスだ」と話した。
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信用調査会社によると、同社は10年の設立。売り上げは15年2月期で約10億円。東日本大震災後、売り上げを急激に伸ばしている。
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設備工事などの経費については、通常、工事がすべて終わった時点で計上することになっていますが、関係者によりますと、この会社は終わっていない工事の外注費や資材の仕入れなどの経費を計上して、所得を少なく見せかけていたということです。
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EKOサービスの鬼頭社長は「意図的に隠したつもりはなく、指摘を受けて修正申告を済ませた」と話している。
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同社のホームページは閲覧出来ない状況となっている。
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