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市長と後援会名義で供花!
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副市長・自費でやった!
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大阪府高槻市内で行われた葬儀に、市長や後援会の名義で、供花が贈られていた問題で、副市長らが刑事告発されました。
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高槻市の北岡隆浩市議会議員は、9月27日、公職選挙法違反の疑いで濱田剛史市長の後援会と、石下副市長に対する告発状を、大阪府警に提出した。
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2023年7月、濱田市長は市内で行われた通夜に出席し、会場には市長と後援会の名義で供花が飾られていた。政治家が選挙区内で、自費で供花を贈る行為は禁止されており、26日の市議会で、石下副市長は、市長に無断で、自費で供花を贈ったと答えた。
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濱田市長は先週、報道陣の取材に「会場では供花に気付かなかった。後援会についてはコメントする立場にない」と文書で回答。
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7月に開かれた市民の葬儀で「高槻市長」と記した供花が贈られたことで、同市は、供花は石下誠造副市長が私費で準備したもので、公職の候補者等の氏名で寄付を禁止する公選法違反(寄付行為)とは考えていないとしている。
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7月上旬の葬儀で「高槻市長」と札を付けて置かれていたという供花について浜田剛史市長は「職名での供花であり、法に抵触するものとは考えていない」と述べた。市長は葬儀に出席したが、当時は葬儀場に供花が贈られていたことを知らなかったという。
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石下副市長は取材に対し「市としての弔慰を表したいとの思いで、高槻市長と表記し贈った」と述べた。
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第三者が私費で首長の肩書の供花を贈る場合について、高槻市選挙管理委員会は「公選法では氏名が記載されているかが問題になる。条項に照らし合わせた段階では直ちに法に抵触するとは考えていない」とした。
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