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未分類

本庄市・リサイクル工場:破砕機に巻き込まれ男性死亡!

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24時間体制の工場!
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事故の瞬間は誰もわからず!
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8月5日午前1時15分ごろ、埼玉県本庄市児玉町宮内のリサイクル会社「エコスファクトリー」で、男性従業員(33)が作業中に廃プラスチックを破砕する機械に挟まれ死亡した。
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児玉署によると、工場は24時間体制で、事故当時は男性を含む3人の従業員が作業をしていた。
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他の従業員は事故が発生した場面を目撃していなかったが、そのうち他の従業員が機械に両足を挟まれた男性を発見し、「意識がない」と119番通報した。男性はその場で死亡が確認された。
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不動産会社・元社長:知人の会社に資金横流しか!

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「特別背任」で書類送検!
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不動産会社の元社長が知人の会社に資金を横流ししたとして特別背任の疑いで書類送検されました。警視庁は、知人の会社の損失を補填するためだったとみて調べている。
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「リベレステ」の河合純二元社長(74)は、取引先3社からの返済金およそ2500万円をコンサルタント料などの名目で知人の会社に横流しして会社に損害を与えた疑いで書類送検。
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警視庁は知人の会社の損失を補填するためだったとみている。
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河合元社長は、容疑を一部否認している。
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河合元社長は「抱き合わせ融資」を行い、法定金利を上回る利息を受け取ったとして、逮捕・起訴されています。
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虎ノ門地下の工事・西松建設:作業員が20m転落・死亡!

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7月31日夜、東京・港区の地下の工事現場で30代の男性作業員が転落する事故があり、警視庁が当時の詳しい状況を調べているのだが、なぜ落ちたのか?、施工業者はどこなのか?、発表はない。

調べてみると、工事は国交省関東地方整備局が発注し、担当は東京国道事務所であった。
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国交省の説明文には、工事の内容は「地下鉄虎ノ門駅(銀座線)に直結し、広く歩きやすい快適な歩行者空間の創出のため、地下歩道を整備しています。地下歩道整備により、歩行者の安全性向上と地下鉄駅の利便性向上が期待できます。」とある。
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警視庁によりますと、7月31日午後9時半すぎ、港区虎ノ門で「地下の工事現場で作業員が20mくらい下に転落した」と作業員の男性から110番通報がありました。
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警察官が駆けつけると30代の男性作業員が倒れていて、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されたということです。
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当時、男性作業員は地下で1人で作業をしていて、何らかの原因で、さらに下の階層に転落したとみられています。
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愛宕署によると、男性作業員は31日午後9時ごろから同僚3人とともに、地下1階の現場で作業用に組んでいた足場の解体作業をしていたとみられる。地下1階には下の階につながる開口部があり、通常はベニヤ板が張られていたが、何らかの原因で男性作業員が開口部から落下したという。
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警視庁は1日実況見分を行い、当時の詳しい状況を調べるとともに、安全対策に問題がなかったかについても調べている。
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都市再生事業
虎ノ門地下歩道(交通結節点事業)
国土交通省 関東地方整備局 東京国道事務所
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虎ノ門地下歩道その2工事 – 2016年07月08日登録
国土交通省(MLIT) 関東地方整備局
工事場所:東京都千代田区霞ヶ関三丁目
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工事内容 工事延長 L=185m 開削土工
掘削工約:10,400m3、
埋戻し工:約2,600m3
地盤改良工:高圧噴射撹拌50本、薬液注入108本
現場打構築工
(地下歩道)コンクリート約1,200m3、鉄筋約240t
(駅施設室)コンクリート約1,700m3、鉄筋約250t
(東電洞道)コンクリート約270m3、鉄筋約40t
切廻し暫定通路工1式 構造物撤去1式 仮設工 止水壁工約470m2、路面覆工約1,800m2、覆工支持杭工29本、土留杭工72本、中間杭工27本、鋼矢板工178枚、土留工切梁・腹起し約460t、横矢板約300m2
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使用する主要な資機材 コンクリート 約
3,170m3、鉄筋 約530t、鋼材 約2,000t
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落札日(契約締結日)
2016.10.17
落札企業:西松建設株式会社
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継続工事
発注者名
国土交通省関東地方整備局(建設)
入札日 2021/04/01
工事件名 虎ノ門地下歩道その3工事
落札者
西松建設
発表日 2021/05/11
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工事場所
東京都千代田区霞が関三丁目
落札日(契約締結日)2021.03.25
落札企業:西松建設株式会社関東土木支社
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【随意契約 落札理由】
「虎ノ門地下歩道その2工事」(工期:平成28年10月~令和3年3月)は平成28年に3ヵ年国債にて契約し、国道1号虎ノ門交差点の路下約10mに地下歩道を整備するものである。
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当該箇所は、都道405号(外堀通り)と国道1号が交差しており、約3万台/日の交通を確保しながらの施工が必要である。また、東京メトロ虎ノ門駅の改札と接続するとともに大型ビルに隣接しており、約8万人/日の地下歩道利用者の安全な通行を確保しつつ、近接する地下鉄の運行に影響ない時間(1:00 ~ 4:00)で施工を行う必要があるなど、極めて制約が大きい現場である。
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また、地下鉄躯体や土留め・支保工などの仮設工に変状が発生した場合、地下鉄利用者(約11万人/日)へ影響を及ぼすことや沿道建物の損傷、道路の沈下等が生じる恐れがある。そのため、前工事において、各種計測機器(地下鉄躯体沈下計10基、土留壁傾斜計15台、切梁ひずみ計18台)を設置し、東京メトロ銀座線及び日比谷線の躯体の変位計測、並びに民間ビルに近接する仮設工の変位計測を24時間365日実施している特殊な現場である。
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さらに、周辺では再開発事業及び地下鉄新駅工事が施工中であり、工事規制帯が相互に干渉するため、関係機関等との協議、調整を日々行っている。 前工事では、掘削中に想定されていなかった大規模なコンクリート殻、I型鋼、不明管等の支障物が多数出現したことや関係機関等との施工調整により、工事進捗が遅れたため、工期内で躯体工を完成することが困難な状況である。
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本工事は、前工事に引き続き、地下鉄躯体並びに仮設工の変位計測を常時行いながら、掘削、既設通路撤去、躯体コンクリート打設を行うものである。地下鉄躯体及び沿道建物等への影響を発生させずに施工の安全生を確保するためには、土砂掘削、コンクリート躯体構築、地盤改良等に伴う土圧や仮設物の変位等の計測結果を踏まえた仮設物の補強の要否及び補強方法等に関する施工者固有の判断に基づく施工計画を適切に実施する必要がある。
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また、地下構造物等の構築に必要な仮設工や各種計測機器は前工事にて設置済のため、前工事の施工者が施工を行った場合、工期の確保、経費の増大の抑制が見込める等有利と認められることから、随意契約を行うものである。
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継続工事
発注者名
国土交通省関東地方整備局(建設)
入札日 2022/04/27
工事件名:R3虎ノ門地下歩道その4工事
落札者 西松建設
発表日 2022/04/28
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入札結果
落札会社西松建設(株)
落札金額656,100,000円
入札日2022/04/21
契約日2022/04/27
登録日2022/04/28
予定価格656,200,000円
随意契約
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継続工事は今後も西松建設が請け負うことになる。
長期契約になると、元請も、名義人も、2次・3次下請けも工事慣れとなるのか、些細なミスで死亡事故が起きるものだ。
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この現場の周囲を左回りで見てみると、目につかないところに工事標識が出ていた。
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自民・秋本衆院議員:事務所などに家宅捜索・地検特捜部

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洋上風力発電を推進で日本風力開発からカネ!
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金額は3000万円か・家宅捜索後に外務政務官を辞職!
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2023年8月4日、午前11時半ころ東京地検特捜部が自民党の秋本真利衆院議員(47)=比例南関東=の永田町の衆院議員会館の事務所や佐倉の事務所、千葉市の自宅等を一斉捜査に入った。
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黒い噂は、2023年2月に週刊誌が洋上風力発電で利益誘導をしてきたと報じている。6月にも別な週刊誌が秋本議員に3年間で5社が1800万円の疑惑献金が報じられていた。
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具体的内容は
・秋本議員は2017年に国交省政務官に就任する前に、洋上風力発電事業者のレノバの株式を400株取得し、その後2200株まで買い増した。
・2020年12月に行われた洋上風力発電の第1ラウンド入札では、レノバはすべての海域で敗れた。その結果、レノバの株価は6000円から1200円まで暴落した。
・秋本議員は2021年2月17日の衆院予算委員会で、萩生田経産相に対して洋上風力発電の第2ラウンド入札のルール変更を求めた。具体的には、運転開始時期を開示することや、海域ごとに複数の事業者を選定することなどを提案した。
・これらの提案はレノバに有利なものであり、業界では「レノバ方式」と呼ばれている。秋本議員は再エネ議連の事務局長として、エネ庁の役人を毎週呼びつけてルール変更を迫ったとされる。
・結局、国はすでに公示されていた第2ラウンド入札のルールを変更し、2021年3月に延期した。この新ルールは明らかにレノバに有利なものであった。
・秋本議員はレノバ株を全株売却したが、いくら売却益を得たかは国会で答えなかった。また、レノバ関係者から政治献金を受け取ったことも否定したが、週刊文春や週刊新潮などの報道では、風力発電業者などから1800万円の政治献金を受け取っていたことが明らかになった。
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秋本議員は報道内容を否定し、名誉毀損や虚偽報道だと主張していたが、疑惑とレバノの株保有等が国会での野党質問が行われ、8月4日に議員の関係各所に家宅捜索が行われた事で覚悟を決めたのか、早々に外務次官の職を辞した。
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この洋上風力発電では、他にも金を受けっている議員の名も上がっており、河野太郎デジタル相の引きで議員になれたこともあ河野議員をを兄貴と言ってはばかりない。マイナンバーで味噌をつけている河野議員や、岸田内閣の支持率も下がる一方だろう。
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単発事件か、を引き拡大するか、注目すべき事件。
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福岡県発注:樹木剪定・除草作業で二重請求!

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47業者が不正請求・7社を指名停止!
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7業者が約200万円の二重請求!
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福岡県が業者に発注した樹木の剪定や除草業務での不正請求が明らかになった。業者が不正に請求した額は、合計200万円にもなる。

福岡県の調査によると、2021年度までの6年間に、県などは業者に樹木の剪定や除草作業を7700件あまり発注しましたが、このうち59件で不正請求があった。
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樹木などの処分の際には廃棄物処分場で伝票が発行されるが、業者はこの伝票をコピーして発注が2つあったように装い、県に二重の請求を行っていた。
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不正請求をしていたのは47社で、このうち不正請求の件数が多かった7社について、県は指名停止1か月の処分とした。不正請求の総額は約200万円で、県は業者に返還を求める方針。
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業者の多くは事務処理上の間違いと主張しているが、中には伝票の流用を認めた業者もあったという。県は「再発防止に努めたい」としています。
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1 指名停止措置建設業者
(1) 株式会社エム・ケイ・システム 福岡市早良区野芥8-1-3
(2) 有限会社正和組 福岡市西区横浜1‐28‐1
(3) 有限会社博陽建設 福岡市早良区次郎丸3‐4‐31
(4) ふじ産業株式会社 福岡市西区大字羽根戸664‐2
(5) 貫開発株式会社 北九州市小倉南区上貫2‐20‐10
(6) 有限会社松本建設工業 北九州市小倉北区木町2-16-16
(7) 和田建設株式会社 北九州市小倉北区今町2‐19‐27
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2 指名停止期間
令和5年7月31日から令和5年8月30日(1ヵ月)
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和歌山・八郎山トンネル:浅川組JV・施工不良!

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12月の開通は取りやめ!
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淺川組・堀組JVが自費で再工事せよ!
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入札への参加を6か月停止!
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和歌山県が発注したトンネルで、壁の厚さが足りない施工不良があり、開通が遅れている。
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和歌山県の串本町と那智勝浦町を結ぶ「八郎山トンネル」は、建設会社の淺川組・堀組JVが落札し、2020年9月から工事が始まった。
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令和4年6月県議会 承認
工事請負変更契約の締結について (道路建設課)
工 事 名:長井古座線(仮称八郎山トンネル)道路改良工事
元 契 約 金 額:1,968,120,000円
変更契約金額:2,038,457,300円
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トンネルは2022年9月に完成しており、照明を付けるため天井に穴を開けるとコンクリートが貫通し、県が調査をすると、壁面の厚さが30cm必要なところ、3cmほどしかないところがあり、さらに空洞になっている部分もあるという。空洞は、全体の7割くらいで発生しているという。
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県によると、請負業者は完成後、「覆工コンクリートの厚さは設計以上確保されていた」という内容の書類を提出しているという。県は2社に自費で再工事をするよう求めると共に、入札への参加を6か月間停止しました。
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トンネルは2023年12月に開通する予定だったが延期された。県は「粗雑な工事だった」としたうえで、補修工事をするなどして、トンネルの開通を遅らせる方針。
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現場は、串本町と那智勝浦町の町境をつなぐ県道のトンネルです。
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八郎山トンネルは県道長井古座線にあり、長さ711m、幅6.5m。県内大手の建設会社「浅川組」(和歌山市)と「堀組」(田辺市)の共同企業体が一般競争入札で受注した。工事費は約20億円。完成後の22年9月に県へ引き渡した。
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県の規定では県発注工事では、業者から工程完了ごとに申請を受け、職員が現場で確認するが、内壁工事では68回のうち3回しか確認せず、施工不良を見落としたという。県土整備部の福本仁志部長は「工事期間での県職員の立ち合い確認が不足していた。申し訳ない」と陳謝した。
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行政の怠慢の見本のような工事。
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福山市・鞆町トンネル工事:掘削が難航!

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開通が2024年度以降にずれ込む見通し!
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渋滞緩和を目的に県が福山市鞆町で進めているトンネル工事について掘削が難航し開通が2024年度以降にずれ込む見通しであることが分かった。
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この工事は観光地である鞆の浦の混雑解消や通学路の交通安全を目的に行われているもので、町の中心部を避ける迂回道路として山側へ長さ2.1kmのトンネルを建設する計画。
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県は2023年度末の完成を目指していたが、トンネル西側の接続道路と仮設備ヤードの地盤が硬く周辺道路の整備が難航しているとして、開通が2024年度以降にずれ込む見通しだという。
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事業費はトンネルの延長などで110億円にまで膨らんでいるが、工期の延長でさらなる費用がかかる可能性もある。
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県の担当者は「工期が延びることは申し訳ない、安全に着実に進めるのでご理解をお願いしたい」とコメント。
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岩手・釜石市役所:資材高騰で大林組JV・施工辞退! 

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辞退理由は建築資材高騰!
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新市庁舎の着工半年遅れ!
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工事概要
1 工事名:  釜石市新市庁舎建設(建築主体)工事

2 工事場所: 岩手県釜石市天神町5番20号

3 工事内容
新市庁舎建設工事における建築工事、外構工事
敷地面積:11,757.92㎡
構  造:
【庁舎棟】鉄骨鉄筋コンクリート(造SRC)一部RC造・鉄骨(S)造
【車庫棟】鉄筋コンクリート(RC)造
延床面積:8,887.45㎡
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岩手県釜石市は7月19日、8月着工予定だった市役所新庁舎の建築工事が少なくとも半年程度遅れると発表。施工予定だった大林組JVが建築資材高騰を理由に辞退し、事業費を見直して再入札する必要が生じたため。2025年夏だった完成予定も26年にずれ込むという。
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市によると、建築主体工事の入札にはJV2者が参加。大手ゼネコンの大林組など3社のJVが7日に優先交渉権を獲得し、もう一つの2社JVは入札予定価格(税抜き35億5600万円)を超過して失格となった。しかし3社JVは12日、資材高騰で採算が取れないことを理由に施工を辞退すると市に連絡。市は13日に予定していた電気設備と機械設備の入札を中止した。
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釜石市役所は最も古い第1庁舎が築69年を迎えるなど老朽化し、分散した部署の集約も課題だった。17年秋に現庁舎の北側へ新庁舎を建設する計画を公表し、22年度末に4階建ての新庁舎が完成予定だった。しかし国や岩手県が公表した新たな津波浸水想定を受けて地盤かさ上げなど計画を変更。着工も延期していた。
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初めから予定価格が発表されていたにも拘らず、戸田建設JVは予定価格を超過し、大林組は予定価格で応札した。それなのに大林JVは、資材等の高騰で辞退を表明したが、予算増を狙った出来レースじゃないのか。過去に、これと似た入札があり、大幅増で再入札をした例がある。
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別な角度から言うと、設備工事が先に入落札が行われ、予定価格より安く落札した差額金が建築費に回された例もある。
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長岡市・モンエクセレ:雇用調整助成金不正受給!

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2億8000万円余・返金請求された翌日に事業停止した!
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計画倒産か!
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婦人服の製造を行う新潟県長岡市の企業「モンエクセレ」が雇用調整助成金を2億8000万円あまり不正受給していたことが分かった。
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新潟労働局は7月24日、長岡市の婦人服製造会社「モンエクセレ」が雇用調整助成金を不正受給していたと発表した。
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2020年9月から2022年10月までの間、従業員の一部が休業していないにも関わらず、休業したとウソの申請書類を作成し、2億8341万円余りを不正に受給した。
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雇用調整助成金は従業員を休業させるなどして雇用を維持した場合に休業手当の一部を助成するものです。2020年に新型コロナウイルス禍で要件が緩和されて以降、新潟労働局管内で最高額の不正受給額という。
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新潟労働局は今回の支給決定を取り消すとともに、「モンエクセレ」に対し、不正受給額の返還や違約金などの支払いを求めているが、現在のところ返金は確認されていない。
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帝国データバンク長岡支店の調べでは、高級婦人服の縫製で業歴50年超の老舗、(株)モンエクセレ(資本金1500万円・新潟県長岡市栃尾山田町)は、28日付けで従業員を解雇し、事業を停止する意向を固めた。負債は約3億5000万円。
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同社は1969年(昭和44)創業、73年(昭和48)5月に法人改組された婦人服の縫製業者。ツーピースやスリーピース、ワンピース、シャツ、ブラウス、コート、パンツなど婦人服全般の縫製を手がけていた。
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主に高級ブランドを得意先として、支給材料の加工賃収入を計上するかたちで展開。プレタポルテ(高級既製服)の縫製業として地位を確立し、2016年4月期には年売上高約5億1400万円を計上していた。
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しかしその後、人員の減少や作業工程の多様化を背景として生産性が低迷。加工賃は上昇したものの得意先の減少などから生産量は落ち込み、22年4月期の年売上高は約2億8000万円にまで減容していた。
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この間、雇用調整助成金などを利用しつつ経営の立て直しを計画したが、同助成金の不正受給が問題となり、返還などの見込みが立たず事業の停止を決めた。
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詐取した2億8000万円超の助成金は、何処に使ったのか。銀行への返済なのか、従業員の給与なのか、債権者への返済なのか、何処かへプールしているのか。さて、このようなケースの場合は「借り得となるのか」労働局の判断に注目。
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横手駅前再開発ビル:設計会社の安全性調査!

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不良工事の途中経過を報告!
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現時点では判断できない・設計会社!
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秋田県横手市のJR横手駅東口の再開発事業で、鉄骨7階建て複合施設ビルに施工ミスがあったことが公表されて2週間が過ぎた。関連する建築工事の中断は、入居予定者にも大きな不安を与えているが、安全性の調査・分析と使用判断の発表は早くても8月中旬となる見込みだ。

施工ミスは7月7日、横手・半田・伊藤JVの代表企業・横手建設の武茂広行社長が会見で明らかにした。
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1階から3階に延びる約10mの柱1本が、基礎に固定するボルトの位置が約7cmずれたため、傾いて設置された。ボルトを設計通りの位置に設置し直すのが通常の工程だが、梁を柱の傾きに合わせて切断する異例の措置を取った。
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建築主の「再開発組合」は11日理事会を開き、冒頭、「JA秋田ふるさと」の組合長も務める「再開発組合」の佐藤誠一理事長が「今回の事態は残念のひと言に尽きるが、現実をしっかり受け止め、前に進まなければならない」と述べました。
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「再開発組合」などによりますと、理事会にはビルの施工にあたった企業体が出席し、これまでの経緯を説明して謝罪したということです。
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また、焦点となっているビルの「安全性」の確認は、設計にあたった企業体が担当し、11日から現地で調査を行っていますが、結論が出るまでにおよそ1か月かかる見通しだということです。
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設計にあたった企業体の担当者は取材に対し、「傾いている柱と基礎や『はり』との接合部の調査などを行ったうえで構造計算などを行い、およそ1か月後をメドに安全性について一定の方向性を示したい」と述べました。
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JA横手駅前再開発ビルの不良工事をめぐって、問題の柱などを調査した設計会社が途中経過を報告した。
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7月25日はJA秋田ふるさとなど地権者らでつくる再開発組合に対して、設計会社が現場を調査した結果の中間報告をした。設計会社によると、1階から3階までの問題の柱と梁などとの接合部14か所を測量した結果、設計図とのずれが複数カ所で確認されたという。設計会社は今回の調査結果をもとに安全性について2週間ほどをかけて検証を進める方針で、現時点では判断できないとしている。なお、これまで7.5cmとしてきた柱の根元のズレは6.5cmで、柱の傾きも0.4度が0.275度だったことがわかったという。
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また、7月25日の報告会では地権者から、経済的な補償はどうなるのかとの質問があり、横手建設など施工会社は真摯に対応すると答えたという。
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一部の手直しがあっても、使用に耐えられるという結論になりそうな気配だが、、、。
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山梨県発注事業で受注額を調整か!

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企業から指摘の連絡!
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県が調査委員会設置!
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山梨県が発注したIT関連の発注事業を巡り、企業から「受注額の価格調整をした」とする指摘があり、県は事実関係の調査を始めた。
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県が調査を行っているのは予定価格100万円で県が発注した地方公共団体情報システム機構と県を結ぶネットワーク機器の設定変更業務です。
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県によると、指摘があったのは2023年5月に契約されたネットワーク機器の設定変更業務だ。2023年5月26日におよそ64万円で1社と契約を結んだ。3社が参加し、見積りで契約企業を決定する「見積もり合わせ」が行われたのだが、7月12日、企業から県に対して「3社が受注額を調整した。県職員もそれを把握している」と県に受注額の価格調整を指摘する連絡があったという。
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指摘では「県職員も知っていた」ともしていて、県は7月13日、調査委員会を設置して、担当職員2人から聞き取りを始めた。価格調整があれば、独占禁止法などに抵触する可能性がある。
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なお、設定変更の工事は6月に完了したものの事業費の約64万円はまだ支払われていないという
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県は事実を確認次第、公正取引委員会に通報する方針だ。
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むつ総合病院新病棟:総事業費約70億円・増額!

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設計変更と資材高騰などで!
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2027年の完成を目指し建設計画されている下北地方の中核病院、むつ総合病院新病棟の総事業費の見直しが発表された。総事業費は資材の高騰などでこれまでの想定より約70億円増えて269億円となった。
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むつ総合病院新病棟の計画変更は、むつ市の山本知也市長が7月20日開いた会見で発表。
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新病棟はこれまで地上5階地下1階としていたが、災害時の非常用電源を配置するため、地上6階・地下1階に変更した。加えて、資材の高騰なども加算され、2022年度に約196億円としていた総事業費が73億円増え、269億円になった。
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山本市長は、費用の増額は県や関係市町村と協議して新しい財源を確保しながら病院の収支改善で対応することを目指すとしている。
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むつ市 山本知也市長
「これからまだまだウクライナ情勢で資材の高騰が続く可能性もあり「(建設を)もう少し後にしたほうがいいじゃないか」と議論もありますが、早く行って市民の皆様に適切な医療サービスを提供できるようにやっていきたい」
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むつ総合病院の新病棟は、現在の病棟に隣接した金谷公園に建設され、2027年4月の供用開始を目指している。
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北九州市・元会社役員:3億3700万円・詐欺で逮捕!

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自称会社役員・請求書など水増し!
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融資金名目で銀行から3億3700万円あまりをだまし取ったとして、北九州市の自称・会社役員の田中洋介が逮捕された。
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詐欺と偽造有印私文書行使の疑いで7月20日、逮捕されたのは自称・会社役員、田中洋介容疑者(48)。
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2019年3月、当時、社長を務めていた建設会社で、金額を水増しした工事の注文書や請求書を銀行に提出し、融資金の名目で約3億2000万円を銀行からだまし取った疑い。2か月後にも同様の手口で、同じ銀行から約1700万円の融資金をだまし取った。
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警察によると、多額の工事代を他社に請求しているように見せかけたり、他社から工事を受注したとする注文書を偽造したりする手口によって、銀行側に融資をしても返済できるめどがあると信じ込ませた。
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2022去年7月に銀行から融資を回収できないという相談があり、警察が捜査していた。
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田中容疑者は警察の調べに対し「銀行から借りたことに間違いない」とする一方、容疑については「弁護士に相談して決めたいと思います」と話しているということです。
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安曇野市役所・保守点検:空調機器から転落・重症!

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長野県の安曇野市役所で屋上の空調機器の保守作業をしていた男性が、空調機器の上から転落し、大けがをした。
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大けがをしたのは、安曇野市役所の空調設備の保守を請け負っていた会社に勤める67歳の男性です。
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警察によると、市役所の屋上で保守作業中に、高さ1m30cmほどの空調機器の上から転落した。
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同僚が様子を見に行ったところ、顔や耳から出血している男性を見つけたという。病院に搬送されたが、頭を強く打っていて硬膜下血腫で重傷の模様。
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警察は男性がヘルメットをしていなかったとみて、当時の状況を調べている。
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