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約30年前のこと・資料は現存していない!
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岐阜市の旧庁舎の跡地から瓦などの産業廃棄物が大量に見つかり、撤去費用に約2億円がかかることが分かった。処理費用は税金で賄われるという。
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岐阜市によると、2023年11月、旧庁舎の解体工事を行った際、西側にある駐車場の地下から、大量の瓦やレンガなどの産業廃棄物が見つかった。
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この駐車場を含む旧庁舎跡地は、民間企業に売却することが決まっており、市は産業廃棄物を撤去する必要があるとし、その費用1億9千万円余りを2024年度の当初予算に計上している。
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3月11日に開かれた岐阜市議会の一般質問で、服部勝弘議員は「がれきが混入した土地を購入する際、土壌調査をしたのか」などと詳しい説明を求めた。
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市の担当者は「約30年前のことで、地中調査の有無について資料は現存していない。庁舎跡地は今後の街づくりに重要な場所であるため、早期に活用できるよう適切に対応したい」などと説明した。
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岐阜市は今後、土地を購入する際は、その使用歴を調べるなど慎重を期したいとしている。
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