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起訴の県職員2人・停職処分!
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8月8日、福島県が発注する福島空港の工事を巡り、設計金額を漏らしたなどとして、福島県職員ら4人が在宅起訴された。
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官製談合防止法違反などの罪で在宅起訴されたのは福島県職員で福島空港建設課主査の福田等被告(50)で、起訴状によると、福田被告は2021年9月、福島県が入札を行った福島空港の工事用道路の工事で設計金額を漏洩した。
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石川町にある志賀建設の会社員・緑川家司被告(70)、元幹部の添田保雄被告(63)と関根徳夫被告(69)も、公契約関係競売入札妨害の罪で在宅起訴された。
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この工事の入札は4社が参加し、志賀建設が4455万円で落札。福田被告ら4人は7月10日に書類送検されているが、検察は4人の認否を明らかにしていない。
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また、福島空港建設課長・志田欣也(55)も入札の参加業者を漏らした官製談合防止法違反などの疑いで書類送検されていたが、検察は8月8日付けで、郡山簡易裁判所に略式命令請求をしたという。
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志賀建設の元幹部、添田被告と関根被告は、石川町の元町長、塩田金次郎被告への贈収賄事件で起訴されていた。
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県は8月30日、官製談合防止法違反などの罪で在宅起訴された福島空港事務所建設課の福田等・主査(50)を停職6カ月の懲戒処分にした。同じく略式起訴され、19日付で郡山簡裁から罰金50万円の略式命令を受けた同事務所の志田欣也・建設課長(55)を停職1カ月の懲戒処分にした。
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今回の処分について、県は「県民の信頼を失墜させるもので深くお詫び申し上げます」とコメント。
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