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中途半端な庇護より!
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閣僚は内閣に迷惑掛ける前に辞任を!
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先の内閣改造・自民党役員人事で処遇された閣僚らの「政治とカネ」の問題などが指摘され始めた。「在庫一掃」内閣とやゆされ、その資質を不安視する向きが多かったが、早くも顕在化した形。
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「私が特定の企業への税務調査について口利きをしたことはない」。国税庁への「口利き」疑惑が週刊文春で報じられた片山さつき地方創生担当相は18日、報道各社のインタビューで釈明に追われた。
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初入閣の片山氏は唯一の女性閣僚。片山氏は疑惑を否定しているが、参院外交防衛委員長在任時には理事懇談会に遅刻して謝罪するなど、その言動がたびたび物議を醸してきた。与党内では、改造内閣の発足当初から「いずれ問題を起こす」(閣僚経験者)との見方が出ていた。
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片山氏と同様に入閣待機組だった渡辺博道復興相をめぐっては、経済産業省が所管する補助金を交付された企業から寄付金を受け取っていたことが18日、新たに発覚した。
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柴山昌彦文部科学相は就任記者会見で教育勅語を一部評価し、批判を受けて釈明。工藤彰三国土交通政務官は、会費制集会の政治資金収支報告書への記載漏れを指摘され、陳謝した。自民党沖縄県連会長の国場幸之助衆院議員には不倫疑惑が持ち上がっている。
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こうした状況に、自民党幹部は「国会で明快な答弁がなければ森友・加計学園問題とセットで攻撃される」と懸念を募らせる。別の閣僚から新たな問題が出てくる可能性も否定できず、国対幹部は「国会が混乱しないように祈るしかない」と言葉少なに語った。
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野党側は片山氏らに照準を合わせる。立憲民主党の福山哲郎幹事長は会見で、片山氏が説明責任を果たすように求めた上で「出処進退は自身で判断することだ」と指摘。共産党の志位和夫委員長は「疑惑そのものは深刻だ。事実であれば安倍晋三首相の任命責任は当然出てくる」と強調した。
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議員キャリアが古くても、一度も大臣をせずに議員生活を終わる人も多く、一度座ったら叩かれようが、蹴られようが、その椅子から離れたくないのが人情だが、資質もないのに大臣になれる議員もいる。
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本人は何をしたのか、各種委員会の委員に参加して幅広く勉強しているならわかるが、金集めに精を出す議員が勉強していないことは、大臣を判明した時の就任の言葉で良くわかる。
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今回大臣に就任した各議員、皆すねに傷持つわけだが、片山議員のように記者会見では話もせず、いきなり提訴とは恐れ入る。私設秘書をそうではないと否定し始めたが、性質の悪さは天下一品だろう。どこまで逃げ切れるか、派閥の二階ボスも頭が痛いことだろう。
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