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制裁金1080億円・消費者金融保護局!
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米消費者金融保護局(CFPB)と通貨監督庁は4月20日、米金融大手ウェルズ・ファーゴが住宅・自動車ローンの顧客から不正に料金を徴収したとして、制裁金10億ドル(約1080億円)を科すと発表した。トランプ政権下で米銀に科される制裁金としては最大規模。
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消費者金融保護局(CFPB)の20日発表によると、ウェルズはCFPBおよび通貨監督庁(OCC)にそれぞれ5億ドルの制裁金を支払う。同行は先週の決算発表時に、監督当局との問題解決のため最大10億ドルの費用を計上する可能性があると説明していた。
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問題とされたのは自動車ローンと住宅ローン部門。ウェルズは昨年、自動車ローン契約を結んだ顧客に対し、了承を得ずに不必要に保険に加入させていたことを開示。住宅ローンの顧客にも不正な手数料を課していた。CFPBは不正徴収した料金の返却を命じた。連邦当局やカリフォルニア州当局による調査を受けていた。
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