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自民党を倒すという声は立派!
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自由と連携とか・希望の党と合併とか!
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民進党の前原誠司代表は9月26日夜、希望の党代表の小池百合子東京都知事と都内で会談し、衆院選に向けた両党の連携について協議した。党関係者が明らかにした。前原氏はこれに先立って自由党の小沢一郎共同代表とも会い、民進、自由両党の合併について協議。民進党は離党者が相次いでおり、前原氏は希望の党と、自由党との連携で局面転換を狙う。ただ、小池氏は民進党全体との連携や合流には否定的だ。
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前原氏は他党との連携に活路を見いだす方針だが、民進党内には自由党の小沢共同代表を迎え入れることへの抵抗感も強い。一方、小池氏は25日の記者会見で、民進党との連携について「党丸ごとというより、政策に同意してもらえるかだ」と述べ、民進議員が個別に参加することを促した。
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これに関連し、民進党の柚木道義衆院議員(比例中国)が27日午前、党本部で大島敦幹事長と会い、同党の解党も含めた「新たな枠組み」で衆院選を戦うべきだと要望した。柚木氏は記者団に「候補者を競合させず、政策ごとの連携を含めて新たな受け皿を作るべきだ」と述べた。党内の一部からは「今からでも解党して新党と組むべきだ」(若手議員)と求める声も出ている。
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希望の看板で選挙を戦いたいものは、民進に党籍を残したまで、参議院議員は民主党のままでという内容が出てきたが、何とも中途半端な妥協案だ。前原代表は無所属で出るというのはどんな意味があるのか。政党助成金を分配したくないという事なのか。枝野副代表などリベラル派・左派系はこの話には乗れないだろう。もともと、バラバラな政治思想集団がいきなり改革保守派を名乗る、寄せ集めの新党へ身柄を預けるわけがない。
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自民党に対抗できる政党づくりにはと題し、橋下徹氏が小池、前原、松井各代表が「棲み分けの密約を」と提言しだした。
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元大阪府知事の橋下徹氏(48)が27日、自身のツイッターを更新した。
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橋下氏は、希望の党の小池百合子代表(65)、民進党の前原誠司代表(55)、日本維新の会の松井一郎(53)の名前をあげて「長い時間をかけてできあがった怪物自民党に対抗できる政党を作ろうと思えば10年、20年のスパンで考える必要がある。小池さん、松井さん、前原さんは自分の代ではなく、次の代で野党の形が見えればいいという気持ちで棲み分けの密約を交わすべき」と提言した。
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その上で「その際にぽんこつガラクタ議員は一掃すべき」とツイートし、自民党に対抗する政党作りへの持論を示していた。
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橋下氏の意見ももっともだが、今の野党代表者にそこまでのビジョンを持っている人物はいない。今日、明日、明後日の議論さえできないものが10年スパンで考えられるわけはない。
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小池知事は、短いフレーズと英語をおりまぜ、額を披瀝しているが、肝心な中身はない。アバウトな話をすることと、短い標語をふんだんに使い、まるで空から降ってくる紙吹雪みたいなもの。降っている最長はきれいだが、地に落ちてしまえば踏みつけられて影も形も見えなくなってしまう。
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東京都議選の前と今を比べてみればわかる。小池知事の言葉は、シャーマンみたいなものだ。目前の敵を作り、声は大人しく、話しながら聴衆は何に反応したかを瞬時に見極め、反応した内容に対比した言葉をまた吐き出す。既成権力を悪として否定し、改革する言葉を並べ立てるさまは、まさに平成女竜馬のようである。竜馬には金(スポンサー)があったが小池竜馬には金がない。あるのは達者な口だけだ。
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本日の臨時国会冒頭、衆議院解散となるが告示の10月10日まで、野党はアメーバーのようにくっついたり、離れたりとなかなか腰が定まらないだろう。
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