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JV相手の鹿島建設が原因のようだ!
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9月上旬に大津市東部給食センターPFI入札が決定する。7月25日は技術提案書が提出されるのだが、東洋食品JVが入札を辞退したのではないかという。この情報は1か月前から流れていたが、現在を含めて確認する方法がない。
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何が原因で辞退となったのか。鹿島と東洋食品のJV入札は、本紙の過去の記事「6.26 大津東部学校給食:東洋食品は鹿島と組んでいる!」にも掲載しているが、過去に8件落札しており、今回も組んでいたことは間違いない。
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最近、鹿島を取り巻く情報で「あまり乗り気ではない」という内容が聞こえていた。東洋食品より建築積算で予算を絞ってという要望があるが、たかが10数億の給食センター建設工事で積算を絞られては利益も出ない、やらないほうがましではないか、と。
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学校給食のPFIは、調理業者が17年~20年以上の調理業務手数料と初期投資の建築物、調理機器、付帯設備で成り立っており、JVが関連費を積算し合算して見積書を作成するが、どの場合でも「調理業者の積算内容はJV他社が未経験のため積算の合否が判断できない。総じて、高値見積もりであり「JV他社にしわ寄せがいく」のが各地の見積もりだ。
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今回の大津東部給食も御多分に漏れず、東洋食品の予算が優先され、他部門の予算が削られて鹿島は倉庫のような建物で利益も出ない工事に参加したくないと判断したのであろう。
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この原稿を書いている最中に、別の情報が入ってきた。どうも、鹿島がJVに辞退を申し出た原因は工事費にも原因はあるが、別な口実を作ったようだという。
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つづく
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