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豊洲の安心とは何か・答えはなし!
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森友の国有地・いつの間にか籠池問題!
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世の中、SNSや写メールの発達で、1億総野次馬・促成ゴシップ記者が動画サイトやFB、ツイッターで情報発信していることで、そこいらへんの市府県議員、国会議員の議会での質疑が素人芝居よりもみすぼらしく見える。
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議員の拙さは、調査能力が乏しく、質問の核心を捉えていないことに起因する。特に今の時期、7月2日の都議選投票日を境にして、公明党の都議選と国政選挙の捻じれで、にわかに4月衆院解散が口の端に上ってきた。
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公明党の選挙母体・創価学会が選挙マシーンの婦人部隊が急速に老齢化し、旧来の集票力が薄れ、どの選挙であろうが当選者を現状維持以上の数と常に与党に居なければならないという状況下にある。
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小池知事も自民党も集票と言う面で公明党を頼るところに問題がある。議会運営を都合の良い方向へ向ける事に汲々とし、有権者や国民の信託を受けた議員により政治を運営するのが首長でありながら、都合の良い時の談合は選挙民や国民に対する裏切りではないか。
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豊洲における小池知事の問題提起は、都民の歴代知事の身勝手さ、特に石原元知事への不信不満のはけ口を上手く捉え、選挙で当選した。今度は、都議選での勝利を狙い「豊洲での安心・安全」に小池知事の結論を出さず、都民に移転可否の選択をさせるという姑息手段に切り替え様としている。都議選で小池党の単独過半数を狙うなら、素人を全選挙区に立て、豊洲移転イエスかノーかの住民投票と都議選を同時に行う手法を取る可能性がある。
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自民党は、ようやく公明党抜きでも選挙をしようと意を決したようだ。小池百合子が自民党籍のまま都知事選にうって出た当時、二階幹事長や安倍首相も鷹揚に構えていたが、小池知事が都議選だけでなく、国政に向け新党準備を始めると言葉にした段階で、対決姿勢に転じた。
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地方も国政も、議員になれば生活が保証される(4年~6年)が、議員になった途端、政治は横に置き生活に執着するのはなぜか。地方議員は言う。役人や首長には退職金があるが、議員には退職金がないと。この言葉が象徴するように、政務活動費を政活費に流用し、秘書費用や事務所費を身内からという姑息手段に訴えるのは議員の腐れ根性と言うものだ。
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国会では、4月解散があるかもという政局眺めで、森友学園の国有地払下げ問題が、いつの間にか安倍首相側の100万円寄付、安倍昭恵夫人の払下げ口出しなどの政局問題に湾曲され、国会本来の委員会質疑がすっ飛んでしまった。しかし、質問者も自党に有利になるような質問ばかりで、核心に触れた質問や関連資料の提示なしで時間だけ浪費している。
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全国の議会は、事前質問趣旨を提示し、役所側はそれに対する答えを用意する。役所側は、事前に質問趣旨に対する内容や答えを質問者議員と擦り合わせをしている。質問者以外の議員は興味なく、スマートフォンを覘いたり、メールをしたり、居眠りをしているのも多い。
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議員には議会があろうがなかろうが、歳費と政務活動費を払っているのだから、常時議会開催方式を取り、審議すべきだ。大型案件の議会承認を落札後2週間以内とすべきだし、地方議会の各区自治会の要望事項は選出議員が取り纏め・要望自治会長と共に議会説明すべきだ。単なる請願スタイルでは住民の意思が伝わらないし、市民が議会や政治から遠くなるばかりだ。
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議会がワイドショーや芸能誌に落ちてしまうようでは、お終いだ。
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