和歌山・立川の給食食中毒:刻みのりからノロウイルス!

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小平市の食中毒原因も「刻みのり」!
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東京・小平市の2つの小学校では、2月22日以降、児童・教職員108人が、嘔吐や下痢の症状を訴えていたが、東京都は「刻みのり」が原因と断定した。
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大阪・都島区の「東海屋」が業務用として、製造・販売している「刻みのり」が給食に使われ、患者の便や保管していた「刻みのり」から、ノロウイルスが検出されたという。2月、東京・立川市の小学校で起きた集団食中毒も、この「刻みのり」が原因だったことがわかっていて、会社が自主回収を進めている。
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東京都立川市の小学校7校で給食を食べた児童ら千人超が症状を訴えた集団食中毒で、都は28日、給食の親子丼に使われた刻みのりからノロウイルスが検出され、「原因食材と考えられる」と発表した。
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刻みのりは大阪市都島区のメーカー「東海屋」が出荷。都や和歌山県によると、同時期に納品されたのりが、和歌山県御坊市で800人超が発症した給食による集団食中毒でも使われた。東海屋は大阪市の指導を受け、製品の自主回収を始めた。
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立川市の7校は親子丼を16日の給食で提供。その後の検査で、仕入れ先に保管されていた未開封ののりからノロウイルスが検出され、児童の便などから検出されたウイルスと一致した。
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刻みのりは大阪市北区の別業者が製造し、昨年12月に東海屋に納品した。賞味期限が同じ製品は学校給食用や業務用として280袋が都や埼玉、和歌山、大阪、滋賀、兵庫、大分の7都府県の卸業者に出荷されたとみられる。
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このうち和歌山県の卸業者は御坊市に学校給食用として納入。御坊市では1月に発生した集団食中毒で、のりを使った磯あえからノロウイルスが検出されたが、市の担当者は「原因食材は特定できていない」としている。
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都食品監視課によると、商品名は「キザミのり 2ミリ 青」。2月16日に立川市の給食で出た親子丼にかけられた焼きのりの未開封品から検出したウイルスと、患者から検出したウイルスの遺伝子型が一致した。乾物でも加工段階でウイルスに汚染されることはあるという。同市では24日正午までに、児童と教職員の計1098人が嘔吐や下痢などを発症した。
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和歌山県の集団食中毒では御坊市と日高川町の15の幼稚園や小中学校の子ども、教職員計804人が同様の症状を訴えた。県は調査で、1月25日の給食に出た、ホウレン草やのりなどをあえた「磯あえ」が原因と断定。都からの連絡を受け、磯あえから検出されたノロウイルスの遺伝子型の情報を提供したところ、立川市のノロウイルスのものと一致したという。
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東海屋・田中健二社長は「給食を楽しみにしていた大勢の人に大変つらい思いをさせてしまい申し訳ない。保護者のみなさんにも心配をかけて申し訳ない」と陳謝した。大阪市保健所は27日、東海屋と加工業者を調査。
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学校給食の材料は、地産地消が建前で、業者の仕入れはなく「全品、教育委員会が仕入れ、調理業者に渡す」というシステムになっている。教育委員会が地産地消として地元から仕入れるのは何割あり、卸業者から仕入れるのは何割なのだろうか。
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このようなウイルス検査もできない食材が菌に汚染されていたのは「教育委員会の責任」ではないのか。食材を使う前に菌の検査をするなどという「別手間」は調理業者の業務には入っていない。和歌山の調理業者は、自社の責任でなくても行政処分を受けたが、さてどうなるのか、、、。
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