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㈱京山は同誌を刑事告訴!
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農水省は10日に立ち入り検査!
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週刊ダイヤモンド2月18日号に、「儲かる農業2017」と題し、JA書いたに絡む特集記事を掲載し、その中でJA京都とグループ企業の㈱京山に関し、偽装米疑惑について4ページに渡って書いていた。
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この記事について、JA京都は15日に週刊ダイヤモンドを相手にJA京都、全農、京都農協などが京都地裁に総額4400万円の損害賠償などの訴状を提出、㈱京山は週刊ダイヤモンドに対し刑事告訴をすることをコメント。
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JA京都の告訴状
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㈱京山のコメント
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この偽装米記事については、㈱京山は「現在、農水省に調査を依頼している」旨のコメントをHP上で出しているが、14日の山本農林水産大臣の記者会見の席上で、取材記者から「京山がホームページに公表した資料で、農林水産省に調査を依頼していると、向こう(京山)からの依頼があって農水省が調査をしているような下記ぶりなっている。これと立ち入り検査と言うのはかなり意味合いが違ってくるが、事実関係は、、。
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小泉信二両氏も、衆院農水産委員会で「京山が13日に発表した文書に、農水省に調査を依頼しており、いずれ事実が明らかになるという記述がある」ことを指摘。農水省に「依頼」を受けたのかを確認した。農水省幹部は「全くそういう事実はない。それは違うと京山に申し入れている」と答えた。「農水省に依頼していないのに、依頼したと発表するのはどういう事かと思う」と述べ、京山の姿勢に疑問を呈した。
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山本有二農相は同委員会で立ち入り検査について「米トレーサビリティ法や食糧法などの関係で最終的には刑事責任を問うべき立ち入り検査だ」と述べ、徹底的に調査する考えを強調した。
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14日の京山のHPには「2月10日より農水省、京都府から14日現在で延39人の調査を受け入れ、全面的に調査に協力している」という記事を出していたが、行政調査の内容を、受ける側が公表するという「前代未聞の事態」だと注目されていたが、」農水省が注意したこともあり、同文書は夜に削除されている。
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今の段階で、偽装があったのか、無かったのかは分からないが、京山の慌てぶりに「変だな」と感じる消費者は多数いることだろう。