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1か月、減給10分の1の懲戒処分!
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障害のある人が福祉サービスを受けられる受給者証を、岡山市の職員が、必要な手続きをせずに勝手に交付するなど、不適切な事務処理をしていたとして、市はこの職員を減給の懲戒処分にした。
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懲戒処分を受けたのは、岡山市北区役所の50代の職員。
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岡山市によると、この職員は障害福祉の業務を担当していたが、障害のある人が福祉サービスを受けられる受給者証を、必要な手続きをせずに勝手に交付していたケースが17件あった。
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ほかに、障害のある子どもを養育している保護者への手当など12件の事務手続きを怠り、支給が遅れるなどしていた。
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2024年11月に、受給者から、「手当が振り込まれていない」と市に連絡があったことで発覚し、7月までに適正な処理を完了した。
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職員は、市の聞き取りに対して、「スケジュール管理や書類整理が苦手で、受給者に迷惑をかけないようにと思ってやってしまった」と話しているという。
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岡山市は、この職員を、7月31日、1か月、減給10分の1の懲戒処分にし、再発防止のために、複数の職員で事務手続きの進捗を把握できるよう、システムの改修を行ったという。
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岡山市北区役所御津支所の中田智志支所長は「利用者やご家族に多大なご心配とご迷惑をおかけし、行政への信頼を損ねることになり、まことに申し訳ない」と話している。
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