北海道美唄市:水道工事の贈収賄・元課長補佐ら3人起訴!

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最大数千万円の工事・特定業者に落札させる!
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最低制限価格を教える見返り・旅行代金など85万円負担!
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北海道美唄市発注の水道工事をめぐる贈収賄事件で、札幌地検は5月2日、市の元課長補佐と水道設備会社の社長らを起訴した。
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収賄の罪で起訴されたのは美唄市上下水道課の元課長補佐、本田強志被告(53)。
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本田被告は2021年からの3年間、市が発注する水道工事6件で、贈賄の罪で起訴された「サニー設備工業」の伊藤義則社長(66)と磯田諭取締役(51)に入札の最低制限価格を教える見返りに、沖縄旅行の代金や飲食代およそ85万円を負担させた罪に問われている。
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捜査関係者によりますと、本田容疑者はこの業者に最大で数千万円の工事を落札させていました。
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贈賄容疑で取締役2人が逮捕された水道設備会社「サニー設備工業」が2023~24年度、市発注の水道関連工事9件を受注し、うち6件で落札率99%を超えていたことが2025年4月15日、市の公表資料で判明した。98%台も2件で、残る1件は約92%だった。
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道警は4月14日、21年7月~24年7月の6工事で最低制限価格を教えるなどしたとして、収賄容疑で元職員本田強志容疑者(53)を逮捕し、市役所を家宅捜索。押収した資料を分析し、同社が高率での受注に至った経緯を慎重に調べる。
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元職員の起訴を受けて、美唄市の桜井恒市長は「信頼回復に全力で取り組んでまいります」とのコメントを発表した。
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