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火葬場工事で7500万円受け取り!
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議会で賛成の見返りに7500万円というが!
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事件の中心人物は小松議員なはずだが!
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大阪地検特捜部は、奈良県御所市が発注し、現在施工中の火葬場工事をめぐり、市議会で工事契約の議案に賛成した見返りに業者から7500万円を受け取ったとして、小松久展市議らを、加重収賄の疑いで逮捕した。もう一人の逮捕者は小松議員の甥で火葬場工事の下請をしている会社役員小松隆浩容疑者。
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今回の収賄事件は、最初から「事件の首謀者は小松議員」だと絞り込み、市役所などを家宅捜査していたことは明白である。
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火葬炉築造会社や設計事務所、施工会社の選択で、当初から小松議員は「俺が全部仕込んでいる」と豪語していたことは聞こえており、当初の施工会社は大阪の業者であったが、蓋を開いたら地元の「ゴセケン」になっていたのは受け取る金額の嵩に差があったためではないのか。
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小松議員が業者の前で「〇〇を呼んで来い」と市長を呼び捨てするくらいだから、市当局も職員も「逆らえるのは居ない」のがどおりであり、威勢はこの上なく大きかったという。
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6月の御所市の家宅捜索以来、落札業者が先に逮捕され、その後で議員が逮捕されると思っていたが、先に首謀者の議員らを逮捕したということは、普通の贈収賄事件だけではなく、もう一つ事件が隠れているのではないかと推測できるのだが、、、。
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当局発表の内容と本紙が聞き込んでいる内容にずれがあるのは、別にターゲットがあるからだろう。
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6月の地検特捜部の家宅捜索のとき、
【市長“突然で驚いている”】。
大阪地検特捜部から捜索を受けたことについて、御所市の東川裕 市長は「突然の家宅捜索に驚いております。詳細を把握しておらず、捜査中でもありますので、コメントは差し控えさせていただきますが、捜査には全面的に協力させていただきます」とコメントした。今回もまた、驚いているが、、、。
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特捜部は、久展容疑者には「議会での討論」などの職務権限があり、不正な合意に基づく契約だと知りつつ議案に賛成したとあるが、自分が仕込んだのだから、「職務上、不正な行為」は承知の上で賛成したはず。
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小松容疑者の元妻の会社が、火葬場の下請け工事に参入していたことが9月22日分かった。市のルールでは、市議の配偶者が経営する会社が市発注の工事に参入することを禁じている。特捜部は小松容疑者と元妻が離婚後も内縁関係にあったとみており、下請けの選定経緯を調べている。
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このような市長が2人いるような構造体の、行政の入札の膿を出すのは容易なことではない。不思議なことに、行政の側に金銭が渡った気配がない。そのことが、事件の解明を遅らせている可能性がある。
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今回の入札業者の選定から落札まで、市幹部や入札担当部署が知っていたのか否か、事件は長引きそうな気配だ。
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