東芝臨時総会・会社2分割案:反対多数で否決!

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株主提案も否決!
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あらゆる選択肢を検討・東芝社長!
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経営の混乱が続く東芝は臨時の株主総会を開き、日本の大企業では前例のない「会社の2分割」を提案しています。しかし、反対する株主もいて波乱含みの状況で株主総会を迎えた。
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株主総会は3月24日午前10時に始まって、今は決議前の最後の集計作業が行われているところです。
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株主からは分割への賛否や、取締役への不信など時折強い感情のこもった声が響き、最大の焦点である「分割案」には大株主の海外ファンドらが反対を表明するなど、「株式の非公開化すなわち上場廃止など」を求めるなど、結果次第では一層混乱が深まる可能性もある。
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今回の議決に法的な拘束力はありませんが、仮に分割に反対となれば、東芝は方針の見直しを迫られ再建の道は振り出しに戻る。
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賛成多数でも、僅差であれば、海外ファンドが次の総会、6月にまた別の案を出してくるという見方もある。
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経営側が提案した2分割計画を反対多数で否決した。東芝の島田太郎社長は臨時株主総会で2分割計画推進の議案の否決を受け「企業価値向上のため、あらゆる選択肢の検討を行う」と述べた。この結果を受けて、同社は分割計画の見直しを迫られることになる。
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総会で審議されたのは、デバイス事業を分離してインフラサービス事業を含む東芝本体と合わせて2社とする分割案と、第2位株主の3Dインベストメント・パートナーズが提案した戦略の再検討を求める議案の計2議案。非上場化含め戦略の見直しを求めた第2位株主3Dインベストメント・パートナーズの提案も否決された。
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ただ、これらの決議は法的拘束力を持たず、再編計画の正式決定は2023年の定時株主総会となる。
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島田太郎社長兼最高経営責任者(CEO)は株主総会終了時に、「今回示された株主の皆さまの意向を踏まえて、企業価値の向上のためにあらゆる戦略的選択肢の検討を行ってまいります」と述べた。
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株主総会で2社分割計画、戦略再検討案がともに否決されると、午後の株式市場で東芝株は売り気配で始まり、取引が開始されると一時前日比5.1%安の4542円をつけた。午前には前日比2.6%高の4907円まで買われる場面もあった。
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東芝の分割計画には筆頭株主のエフィッシモ・キャピタル・マネジメントやファラロン・キャピタル・マネジメントも反対を表明。米議決権行使助言会社のインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)とグラスルイスも分割案に反対票を投じるよう株主に勧告していた。
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臨時株主総会を開き、会社側が提案する2分割案と非上場化を含めた戦略の再検討を求める株主提案の賛否を諮ったが、ともに否決となったことが手掛かりとなっている。
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市場では「非上場化となれば株式公開買い付け(TOB)が実施されるとの思惑があったが、それが剥落した」(国内証券)との声が聞かれる。
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6月の定時株主総会までに、会社側は「新しい提案」を提示できるだろうか。
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