千早赤坂村:不法投棄のアスベスト・違反者不明!

.
ついに村から状提供のお願いが出た!
.
違法投棄袋は合計120個!
.
.
大阪府千早赤阪村で5月25日に不法投棄されたアスベスト(石綿)が見つかった問題で、大阪府は6月1日、新たにポリ袋(約50リットル)65個分を発見したと発表した。これまで見つかったアスベストも同サイズの袋に入っており、今回発見されたものと合わせて120個を確認した。
.
府などが周辺を調べたところ、5月30、31日の2日間で、新たに同サイズのポリ袋に入ったアスベスト65個を確認。投棄場所は最初に見つかった場所を含め、半径約500m内に収まり、袋の種類や、口の部分をしばって布製テープを巻き付ける手口が共通していることから同一人物が投棄した可能性もあるという。
.
.
千早赤阪村役場(2016年08月01日)
.
<廃石綿(飛散性アスベスト)の不法投棄について>
.
5月25日に村内で発生した廃石綿(飛散性アスベスト)の不法投棄について、これまでの経過を次のようにお知らせします。
.
○場所
東阪地区から千早地区の府道富田林五条線沿い下の急峻な斜面に計7カ所。
.
○主な経過と対応
・5月25日早朝に東阪地内の村道岩井谷線において、綿状のアスベストの様なものが透明のポリ袋で捨てられているのを近隣住民が発見。村・大阪府・警察により現場確認を行い廃棄物処理法に準拠した飛散防止措置及び安全確保を実施。
.
・投棄物を検査分析したところ、アスベストの一種であるクロシドライトを含む廃石綿(飛散性アスベスト)と判明。
.
・5月30日から31日にかけ、村・大阪府・警察が周辺を調査したところ、新たに6地点の府道下の斜面に投棄物を発見。
.
・投棄物については、大阪府で飛散防止処置を行い順次回収し、村が特管産廃処分業者を通じ適切に処分。
.
・回収し処分した数量は、50㍑入りのポリ袋で合計275袋。

・6月27日に村と大阪府が、東阪地区の阪本橋から千早地区の千早大橋間について、最終的な確認調査を行った結果、新たな投棄物は発見されず。
.
○大気環境について
5月25日の不法投棄発見以降、大阪府が周辺の大気環境測定を行い、現在のところ、大気環境には問題はありません。当面の間、継続的に測定が行われます。
.
○今後の対応
今回のような、悪質な行為は村にとって初めてであり、今後このような行為を未然に防ぐためにも関係機関と連携し再発防止に努めます。
.
・警察には、犯人の特定と夜間パトロールの強化を要望します。
.
・大阪府には、府道沿いに不法投棄の防護柵の設置を要望するとともに、産業廃棄物(アスベストを含む)の排出者及び処理業者に対し、規制指導を強化するよう要望します。
.
・村として、防犯カメラの設置も踏まえ、今回不法投棄があった府道沿いに「防犯カメラ設置路線」の看板を設置する予定です。
.
○住民の皆さんへご協力のお願い
・今後、アスベストらしき不法投棄を発見した場合は、飛散の恐れがありますので決して触れることなく、警察または村に通報ください。
.
・不法投棄の疑いのある不審車などを見つけた場合は、警察に通報いただくようご協力をお願いいたします。
.