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1人区32選挙区では自民21勝!
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自民の実質数は74議席・無所属ら改憲に賛成!
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蓋を開けてみれば、開票とともに午後9時ころには自民党当選者の名ばかり。いくら出口調査が徹底しても、あまりにも当確が速すぎないか。選挙結果として、自民党の単独過半数に届かなくてよかったと自民党応援者も思っていることだろう。
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過半数を取っていたら、驕り、失言、放言の自民党議員が「頭にのって」好き勝手放題をするのではないかと危惧しているからだ。来年の春までには、衆議院選がありそうだと噂されている。あまりボロが出ないうちに衆院選をやりたいのが自民党首脳の本音だろう。
単独過半数が実現すれば1989年以来27年ぶりだった。
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党派別
参院選の動向を左右する改選定数1の「1人区」全32選挙区の勝敗では、自民党の21勝11敗。接戦となっていた愛媛選挙区は自民党現職の山本順三氏が当選した。青森選挙区は民進党新人の田名部匡代氏、新潟選挙区は無所属元職の森裕子氏、大分選挙区は民進党現職の足立信也氏が制した。
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参院選は、憲法改正に前向きな自民党、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の3党と無所属議員、「加憲」を掲げる公明党を合わせて、改正案の国会発議に必要な参院の3分の2(162議席)に達するかが焦点だ。4党の非改選は84議席で、差し引いた78議席が与野党の攻防ライン。少なくても4人の非改選の無所属議員らが改憲に前向きで、実質的には74議席まで下がる。
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