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人口構造の若返りで・中国メディア!
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中国メディアはこのほど、20年後の世界経済のトップに立つ国について、 BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)ではなく、日本だとの見方を示した。
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中国経済は向こう数年L字型で成長し、何年続くか現時点では不明だと指摘されている。
インドは高いインフレ率に悩まされているほか、為替管理制度に問題があり、民族間の対立が未だに解決されていない。また、ロシアやブラジル、南アフリカはスタグフレーション(経済停滞と物価の持続上昇が同時に進行する状態)から脱却できず、これからも一段と深まる恐れがあると警告されている。
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一方、日本は少子高齢化の進行で人口は減少しているものの、同国は1980-90年代に高齢化社会に突入しており、当時の高齢者になった人々は現在平均寿命に接近しているため、日本社会の人口構造が数年後に若返ると予測されている。また、日本政府による保育園の増加など子育て支援策の強化などを受け、人口はこれから徐々に増加していくとみられている。
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さらに、ハイテク分野における日本の技術力が引き続き世界トップレベルを維持しているほか、女性の社会進出率が高いため、労働力の不足解消につながると評価されている。
また、環太平洋パートナーシップ(TPP)の加入(予定)が日本経済に有利だと指摘され、20年後の日本は世界の中で再び注目される存在になると予測されている。
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