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5日の有識者委員会に提示へ!
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新しい橋の長さ・約600~700m!
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国土交通省が、熊本地震で崩落した阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)について、元の場所より下流に架け替える案を検討していることが7月1日、分かった。熊本市内で5日開く有識者委員会に詳細なルート案を提示し、議論を踏まえて正式決定する。
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阿蘇大橋は全長約200mで、幹線ルートの国道57号から分岐する国道325号の一部。新しい橋は、元の場所より南側で国道57号に接続する。崩落現場周辺で大規模な土砂崩れが起きているためで、付近にある国指定天然記念物の原始林も避けるルートにする。
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4月の地震で崩落した熊本県南阿蘇村の阿蘇大橋の復旧方法を話し合う有識者委員会が5日、熊本市で開かれた。架け替え位置を巡り国土交通省が示した4案のうち、元の場所より約600m南の下流側に架ける案が選ばれた。着工時期に関して同省は「建築構造の検討や地質調査をしなければならず未定だ」としている。
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同省によると、崩落した阿蘇大橋は全長約200mで、熊本市と大分方面を結ぶ国道57号から分岐する国道325号の一部。現場近くで土砂崩れが起きており、有識者委は安全面などを考慮した。
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新しい橋の長さは約600~700mになる。
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