バイデン副大統領:日本は一夜で核武装可能!

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習主席に圧力をかけたつもり!
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米国のバイデン副大統領が、6月20日行われた米公共テレビPBSのインタビューで、中国の習近平国家主席と会談した際、「我々が北朝鮮(の核問題)を解決しなければどうなるか。日本が明日にも核武装したらどうなるか」などと日本の核武装の可能性に触れ、北朝鮮の核・ミサイル開発をやめさせるよう中国に促したことを明らかにした。

習氏との会談の時期や形式には触れなかったが、習氏に「米国を核攻撃できる兵器を製造しようとしている北朝鮮の意図を理解すべきだ」と説得。高高度迎撃ミサイルシステム「THAAD(サード)」の在韓米軍への配備を念頭に「防衛システムを前線に展開しようと思っている」とも述べたという。

これに対し、習氏は「待ってほしい」と述べ、米国が中国を包囲しようとしているとの警戒感をあらわにした。このため、日本の核武装の可能性を引き合いに出し、北朝鮮の説得に協力するよう求めたという。
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北朝鮮の核・ミサイル開発を放置すれば、日本が核武装を選択するかもしれないと警告することで、北朝鮮の説得に協力するよう求めたというが、単なる口の脅しでなく、米国自身が潜在的に「日本は日米安保の影響下にある間は良いが、北朝鮮や中国の脅威が大きくなれば、一気に核武装に走る」と危惧していることを表明したに過ぎない。
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トランプ候補が大統領になるとは限らないが、万一大統領に就任するようなことがあった場合、日米間で安保が堅持される保証はない。中朝が今のような核をちらつかせる軍事力を誇示し、米国が日本から大幅に軍事力を削減したとき、制御が効かない北朝鮮の動き次第では「自衛として、日本も核保時に走る」ということは否定できない。
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