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受注額6300億円!
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進捗率・22%!
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現代建設(韓国の総合建設会社)が、6月16日、イラクでの原油採掘設備の建設を一時中断し、一部は撤収したと明らかにした。イラク政府からの代金支払いに懸念が発生したため。イラク政府と対応を協議中としている。
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現代建設によると、現地にはなお100人余りの職員が現地に残っており、工事は完全には停止していない。代金の代わりに原油を受け取る方法も含め、イラク政府と対応を協議中だ。施工済みの工事に対する代金はすべて受け取った。
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韓国紙の朝鮮日報によると同事業は現代建設など3社が2014年、イラクの石油プロジェクト公社(SCOP)から60億4000万ドル(約6300億円)で受注した。単一プラントとしては韓国の建設会社が手掛ける過去最大案件だという。現在の工事進捗度合いは22%。
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中東での建設プロジェクトを巡ってはサムスン物産もサウジアラビアでのビル建設工事
の工期遅延が響き、16年1~3月期の最終損益が4500億ウォン(約400億円)の赤字となった。原油価格の低迷を受け、発注者からの代金支払いに延滞が発生していると韓国紙は報じている。
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