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総事業費・31億5000万円!
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建設工事費・22億1000万円!
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福岡県宮若市は、中心拠点施設整備の一環で新庁舎を計画。5月に設計者選定方法を決め、6月までに委託業務を公告する考えだ。2017年度までに基本・実施設計をまとめ、18年度の着工を目指す。
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建設から50年以上が経過し、老朽化の進行、耐震性能不足が課題となっている本庁舎の建て替えを核に既存施設を活用しながら同市宮田地区周辺約6.1haを中心拠点として整備する。
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新庁舎は行政機能延べ6300㎡に多目的スペース300㎡を付加し、4階建て延べ約6300㎡の規模を想定している。総事業費は31億5000万円、うち建築工事費は22億1000万円と試算した。
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建設地は宮田地区の中央部に位置する宮若警部交番跡地周辺約1万5500㎡とし、別途建設する防災拠点施設延べ約1000㎡を併設する。低層階に市民が活用できる多目的交流スペースを設けるほか、木質系材料を活用するなど温かみがあり、市民に親しまれる庁舎とする。隣接する現庁舎施設は解体し、公園や広場、駐車場、多目的用地など交流・イベントゾーンとして整備する。
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16、17年度で基本・実施設計、18、19年度で工事を進める。既存施設の解体や公園整備などを含め20年度の事業完了を目指す。16年度予算で設計、調査費8570万3000円を計上した。
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市は「コストを抑えつつ、バリアフリーを含め利便性を向上したい」という。
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