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2023年度に南幹線供用開始!
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いろは呑龍トンネルについて(京都府環境部水環境対策課)
桂川右岸地域は、西暦784年桓武天皇が長岡京を造営した歴史的な地域です。しかし、わずか10年で平安京へ遷都となった一因ともいわれる度重なる浸水被害に悩まされた地域でもある。
近年はJR東海道本線や阪急京都線及び国道171号など交通網の発達により、急激に都市化が進み 多くの雨水が河川や水路に流れ込むようになったため、大雨のたびに浸水被害の発生に苦しめられてきた。
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京都府では、平成7年度に京都市、向日市、長岡京市にまたがる地域の浸水対策として、地下トンネル「いろは呑龍トンネル」の整備を始めました。増水した雨水排水路の水をトンネル内へ取り込み貯留しながら、同時に桂川へ放流する施設として整備を進めている。
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北幹線(1号管渠、2・3号管渠)、南幹線に分かれており、北幹線1号管渠は平成13年、2・3号管渠は平成23年から供用を開始し、南幹線は平成31年3月に管渠の整備を完了しました。現在は令和2年度に南幹線の供用を開始するため、洛西浄化センターの中に呑龍ポンプ場の整備と、市の河川から南幹線への取水施設となる接続施設の整備を進めている。
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北幹線
a) 第1号管渠
いろは呑龍トンネルの最上流部に位置し,府道中山稲荷線の地下約10m~30mに布設された内径8.5m、延長935mのシールドトンネルと寺戸川ポンプ場(0.27m3/秒)で構成する。1996年に工事に着手し、2001年6月に供用開始した。
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b) 北幹線第2・3号管渠
北幹線第1 号管渠の下流に位置し、府道中山稲荷線及び国道171号の地下約20mに布設されたシールドトンネル(第2号管渠:内径3.0m、延長2,864m、第3号管渠:内径6.1m、延長1,120m)と乙訓ポンプ場(0.61m3/秒)で構成する。2004年に工事に着手し、2011 年10月に供用開始した
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南幹線
いろは呑龍トンネルの全体計画の最下流部に位置し、国道171号の地下に布設する内径3.5m、延長4,260m のシールドトンネルと洛西浄化センター内に設置する調整池(41,750m3)、呑龍ポンプ場(10m3/秒)で構成し、貯留量はトンネルと調整池を合わせ82,750 m3である。
2013年度にシールドトンネルの発進立坑、2014年度にトンネル本体工事に着手しており、2020 年度の暫定供用開始(調整池を除く施設)と、2023年度の施設全体の完成を目指し事業を進めている。
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