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下請け業者より寄せられた現場写真!
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地下1F・ピットに設計にない穴が開けられ!
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京都府保健環境研究所及び京都市衛生環境研究所新築(合築)工事が8月13日から、消防検査、衣装検査、構造検査、説検査などが行われ、最終は京都市の建築確認の検査が行われ、30日には京都府に引き渡しが行われる予定である。
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この現場は、2017年7月24日に開札、低入札価格調査を実施、8月1日に落札決定した。「京都府保健環境研究所及び京都市衛生環境研究所新築(合築)工事(主体工事)」を一般競争入札し、26億5200万円(税別)で熊谷組・要建設・水野建設JVに決めた。予定価格は28億5200万円(税別)、調査基準価格は25億6680万円(税別)。機械設備工事、電気設備工事は別途。
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工事の規模は、研究所がS一部RC造地下1階地上3階建て延べ9775㎡、廃棄物庫がRC造平屋33㎡、駐輪場がアルミ造平屋35㎡。このほか、外構工事と仮設倉庫撤去工事を一式で発注する。
設計は大建設計が担当した。
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7月の終わり頃、本紙に建築現場・地下1階の一部施工写真が持ち込まれた。この写真は、下記の3枚の平面図の◯の部分である。説明等については改めてする。
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以下の写真は、地下ピット部分であるが、通水用パイプの上部に30cm以上の穴が開けられている。本紙の取材に対し、延原総括所長は答えず、西薗所長は、現場作業上手が入らないため上部に穴を開けたが、不要となり穴を塞いだ。何のための穴かそれ以上の答えは一切ない。この、穴を開けた壁の部分は地中梁であり、鉄筋を切ったはずだが、構造上の問題についても一切答えずの構えである。
この件については、京都府営繕課にも、設計者である大建設計にも取材したが、検査中の現場であるせいなのか、関係者は一切コメントを出さない。
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検査受けでは、穴を塞ぎ、防水して完成させている。
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何のために、穴を開け、鉄筋を切ったのか。
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