はりま姫路総合医療C・落札:大林JV!

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兵庫県は6月11日、WTO案件の県立はりま姫路総合医療センター(仮称)病院棟外建築工事の入札を行い、大林・阿比野・北村特別JVが163億8000万円で落札した。
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(1) 入札期間
令和元年6月7日(金)及び同月10日(月)
(2) 開札日時
令和元年6月11日(火)午前10時
(3) 工期
令和3年11月30日限り
(4)共同企業体の構成員は3者
表構成員は1200点以上、その他の構成員にあっては1,000点以上。

病院・研修施設3棟から成る総延べ面積約7万㎡の県立病院を建設する計画。付帯の設備工事3件(電気、空気調和、衛生)も同じく一般競争入札(WTO対象)、受変電・自家発電設備工事は公募型一般競争入札でそれぞれ別途公告する。2021年度内の完成。

病床数は県立病院で最大の736床(一般病床720床、精神病床16床)で、34科の診療科目を設置。

計画では敷地中心部に病院棟、南側に教育研修棟、北側に放射線治療棟と平面駐車場(86台)をそれぞれ整備する。病院棟の規模はS造(CFT構造、免震構造)12階塔屋2階建て延べ5万9452㎡。低層階に外来や救急救命、手術室、集中治療室(ICU)など、低中層階に医局やリハビリテーションなどの各部門を置き、高層階を一般病棟とする。塔屋部分は緊急・災害発生時にヘリポートとして活用する。

教育研修棟はRC造(免震構造)5階建て延べ8785㎡で教育機関の医産学連携拠点などを収容する。2階部分で歩行者デッキ、4階部分で病院棟と

渡り廊下で接続する。

放射線治療棟はRC造(耐震構造)2階建て延べ1289㎡。

このほか関連事業として南側敷地約4500㎡には、立体駐車場(814台)をBOT(建設・運営・移管)方式で整備する。事業予定者はJA三井リース建物・三井不動産リアルティJV。