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国家プロジェクトと言う名の公共事業!
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中国メディアの今日頭条は、中国高速鉄道が「毎年赤字」である理由を分析する記事を掲載した。世界最長の営業距離を誇り、2018年には香港にまで鉄道網を伸ばした中国の高速鉄道。しかし、ほとんどの路線が赤字経営という問題もあるようだ。
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高速鉄道は中国人の生活を大きく変えたと言えるだろう。広大な中国を短時間で移動できるようになった。北京ー香港間の場合、従来の鉄道では約24時間かかっていたところ、今では高速鉄道を利用すれば9時間で移動できる。
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中国では旧正月の帰省ラッシュ時には、駅に人があふれ、盛況ぶりが伝えられるが、それなのになぜ毎年多くの路線で赤字となっているのだろうか。記事はまず、全体で見ると高速鉄道の乗車率は高くないと指摘。旧正月など長期休暇では満席になるものの、休暇期間以外は空席が目立ち、乗客の多さは区間によっても差があるのだという。
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利用者が多いのは、旅行者やビジネス客などの需要が大きい北京―広東、北京―上海、上海―昆明といった区間で、逆に中部・西部方面の乗客は少なく、ウルムチには近くなればなるほど車内はガラガラになるという。
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また、中国の高速鉄道建設は、国家プロジェクトのため銀行からの融資はかなり優遇されているが、建設コストは決して安価ではなく、1kmあたり1億元(16億6000万円)にものぼるうえ、維持費もかかるため、融資返済にはまだまだ時間がかかると指摘した。だが、高速鉄道の建設が始まってからまだほんの10年程度で、今は利息を返している段階であり、長い目で見るべきだと主張している。
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中国高速鉄道は、乗車料金の安さでも国民に受け入れられており、国民の平均所得を考えても現段階ではこれ以上の運賃値上げは難しいだろう。しかし、高速鉄道の運営にはメンテナンス費用だけでも相当かかる。このまま赤字経営が続いて安全な運行を続けられるのか、様子を見る必要があるだろう。
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