福島県商工信用組合:支店職員・不正処理で懲戒処分!

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貸付保証人の関連書類を代筆依頼! 
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福島県郡山市の福島県商工信用組合の支店で職員が、貸付の保証人に関連する書類を後から代筆させていたことがわかり、懲戒処分を行っていた。
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処分されたのは、県商工信用組合コスモス通り支店の男性職員(59)とその上司にあたる管理職の女性職員(43)の2人。
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不正処理があったのは福島県郡山市にある県商工信用組合のコスモス通り支店。福島県商工信用組合によりますと、2025年3月28日に行った法人への貸付の保証人について個人情報の取り扱い同意書がなかったことがわかった。
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4月中旬に本部からの指摘で気付き、男性職員は融資先の社長に連絡を取ったが、入院をするなどしていて署名をもらうことが出来ず、その後5月に社長が死亡した。
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このため、保証人の親族に同意書の代筆を依頼し、5月28日に提出を受けた。上司の女性職員もその書類に取引日の日付を書いたという。この不正処理が内部通報で明らかになり、6月10日に2人の担当職員は懲戒処分を受けたが、不祥事との認識を欠き、東北財務局への報告と、公表はしていなかった。
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福島県商工信用組合は他の長年の不正行為から2025年3月、東北財務局から業務改善命令を受けていて、今回の不正処理を受けて、さらに役員報酬の返納を行うとしている。
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