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東京からの建設残土を違法に盛り土!
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25年5月14日・町が尾鷲署に刑事告発!
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三重県紀北町で必要な届け出をせず、他人の私有地に建設残土などを盛り土したとして、県警は9月19日、同町の東篤布(ひがしあつのぶ)町議(71)らを、町の生活環境の保全に関する条例違反の疑いで津地検に書類送検した。認否は明らかにしていない。東氏は同日、町議会議長に辞職願を提出し、辞職が認められた。
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書類送検されたのは、東氏のほか、尾鷲市北浦東町の土砂運搬業の男(74)。東氏が経営する土木会社と、土砂運搬業の男の会社も法人として書類送検された。
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県警生活環境課によると、2人は共謀。2023年8月8日ごろと翌24年8月15日、紀北町に届けず、町内の私有地に、それぞれ1000㎡以上の土地に残土を運び込み、盛り土した疑いがある。
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また、東氏は2025年2月27日、盛り土を3月28日までに撤去するよう町から措置命令を出されたが措置を講じず命令に違反した疑いも持たれている。
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2025年5月、町が同条例違反容疑で東氏を尾鷲署に刑事告発していた。
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発端は2023年8月、大河内川沿いの上里地区で条例違反の盛り土があるようだ、との地域住民からの訴えがあった。
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条例が定める、1000㎡以上の埋め立て(盛り土)の際に必要な町への届け出がなく、地域への事前説明会も開かれていなかった。翌24年、川の下流でもう1カ所、同様の盛り土が判明した。現在も、現場に接する道路から、数m積み上げられた盛り土が放置されたまま。
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